オススメ副菜!小松菜と油揚げの炒め煮

定番常備菜!小松菜をササっと炒めて油揚げ加えて数分焚くだけ!短時間で仕上げるお手軽な野菜煮物です!

『大量カロテンの菜っ葉料理』

佐藤です。

今回は、「短時間で仕上がる!小松菜料理」を伝授します。

小松菜の料理はこれまでにも数品伝授したことがありますが、

それらの料理は、小松菜を綺麗に洗って水気を切り、食べやすい大きさに切ったら一度冷凍してから使うという、小松菜の栄養が逃げない特殊な調理法でお伝えしています。

が、

今回は、炒めて煮るという「炒め煮」という調理法。

「小松菜と油揚げの炒め煮」。

小松菜は、菜っ葉類の中でも苦みやえぐみが強い菜っ葉ですので、本来は下茹でするほうがえぐみが抜けて食べやすくはなります。

ですが、下茹ですると栄養が多く抜ける…

エグミや苦みはポリフェノールだったりするので、それを多く逃しては勿体ない。

なので、茹でる作業はすっ飛ばして、炒めて煮るだけにする。

これだとほんの10分程度で仕上がる。

菜っ葉類は熱がすぐに通りますし、加熱し過ぎると色合いも悪くなる。

なので、炒める時間も煮る時間も短する。

豚の角煮のように何時間も煮込むような煮物ではないので、すごく簡単!下準備を時間を入れても15分あれば十分です。

ちなみに炒める時、ごま油で炒めるとさらに香ばしさが出て美味しくなります。

これによって小松菜のエグミや苦みも和らぐ。

胡麻油で炒めると食べやすくなるわけです。

そして、「小松菜と油揚げの炒め煮」は、「油揚げ」を加えるので胡麻油にプラスして油分の”コク”が出ます。

それでいて、淡口しょう油、みりんの薄味の煮汁で焚くのであっさり味。コクとあっさり味で全体の味のバランスが良くなります。

出来上げにかける胡麻は、風味が増して、食欲増進にも効果的。

で、小松菜は、何と言っても”カロテン”を大量に含む春野菜です。

カロテンは皮膚や粘膜を丈夫にしたり、がんの予防、アンチエイジングなど、 なかでも「免疫力強化」の効果は感染病対策に欠かせないです。

健康を保つために重要な働きをする栄養素ですね。

野菜不足を感じるなら、多めに食べてもいいと思います。

私は、この料理を作る時はいつも大量に作って2~3日かけて食べます。

常備菜。

本来は、毎日バランスよく食べるべきですが、現代人の忙しい生活ではなかなか難しいと思います。

なので、「食べられる時に多めに食べる」

そして、週単位でバランスよく食べるようにすればいいと思います。

これもバランスよく食べるための一つの方法ですね。

それでは詳しいレシピ、見て下さい!
↓↓

【材料】(1~2人前)
小松菜…1束
油揚げ(大)…1/2枚
胡麻油…小さじ2杯
白胡麻…少量(飾り用)

【煮汁】
水…160cc
みりん…大さじ1杯と小さじ1杯 (20cc)
淡口醤油… 大さじ1杯と小さじ1杯 (20cc)
粉カツオ節…小さじ2杯

1,小松菜(1束)は、根元を切り落とします。
2,ボウルに水を溜め、茎・葉ともにすすぎ洗いします。(土が付いているので念入りに洗う)

洗えたら水気をよく切ります。
3,茎の部分は3cm幅に切ります。
4,葉のほうは、縦に3~4等分したのち、3cm幅で切りザルなどに入れておきます。
5,油揚げは、熱湯をかけ油抜きします。(よく絞って水分を抜いておく)
6,1/2枚を(半分だけ使う)縦2等分にして1cm幅に切ります。
7,ボウルに煮汁を合わせておきます。

ボウルに水(160cc)、みりん・淡口醤油(各大1と小1) 、粉カツオ節(小2)を入れてよく混ぜておきます。
8,フライパンを強火で30秒ほど熱し、胡麻油(小2)を敷いて中火にします。

茎のほうだけ入れて炒めます。
9,茎が少しやわらかくなったら、葉を加えて炒めます(中火)。
10,葉がしんなりやわらかくなったら油揚げを加え、【煮汁】を入れます。
11,中火の強にして煮込みます。(具材が煮汁に浸かるように押し込みます)
12,3分ほど煮込んだら出来上がり!火を止めます。
13,深鉢に小高く盛って、胡麻をふって完成です!

できれば、一晩寝かせて下さい(冷めたらタッパなどに移し変えて冷蔵庫へ)
一晩おいたほうが味が滲みて美味しいです。

すぐ食べる場合は、小松菜に味がしみていないので、
煮汁をたっぷり吸った油揚げといっしょに食べると味をそこそこ感じながら食べられると思います。

是非、作ってみて下さい!

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