これがすぐ簡単に”料理を時短にする”方法です…
佐藤です。
今回は、
「”茹でるだけ”でできる簡単どんぶり」
を伝授します。
この丼、食材を茹でるだけですからめちゃ簡単ですが、その”茹でる”工程をなめてはいけません!
例えば、肉や魚は茹ですぎるとパサパサした食感になりますし、野菜は茹で足り無いとかたくて青臭いだけ…
かといって茹で過ぎるとベタっとした食感になる…
やはり食材によって、茹で加減は、変える必要があるわけですね。
そんな茹で加減の練習もできて美味しいのが今回のおすすめ、
「豚しゃぶとキャベツの胡麻ダレぶっかけ丼」
キャベツと豚肉のスライスを茹でて、それをごはんにのせて胡麻だれをかけるだけ…
その「胡麻だれ」は手作り、市販の胡麻だれを買う必要ありません。
何も難しいことはしません、調味料類を揃えて混ぜるだけ…
「胡麻だれ」は家でも美味しく簡単に作れます。
この胡麻だれが、キャベツと豚肉によく合う。
胡麻ダレを付けてたべるしゃぶしゃぶ鍋をごはんにのせて食べる感覚です。
食べやすくて旨い!ちょっと変わった丼ですね。
で、豚肉のスライスやキャベツというのは比較的早く熱が通る食材…
ですから、あまり長く茹でると豚肉はパサパサし、キャベツはベチャっとなる…
なので、茹で時間はだいたい1分~3分で止める。
そういった肉のスライスや鍋に入れるようなサイズの切り身の魚…
また、野菜ならもやし、白菜、玉ねぎ、菜っ葉類などは、熱の通りが早いので、短時間、茹でるだけでいいのです。
そして、「早く熱が通る食材」を覚えておくと、何か料理を少しでも楽に作りたい時に、あえてそういった食材を使えば、短時間で仕上げることができるわけです。
料理は、そういったことも考えて食材選びをすれば、楽に簡単に作りこともできます。
例えば今回の、
「豚しゃぶとキャベツの胡麻ダレぶっかけ丼」でも、
キャベツではなく、人参や大根を使うとかなり長く茹でる必要がある…
要は、調理全体の時間がかかってしまうわけです。
他にも、シチューを早く作りたいなら、玉ねぎと白菜としめじにするとか…
もっと単純な例なら、味噌汁の具をわかめとネギだけにするとか…
「料理を時短にしたい!」時は、熱の早く通る食材を選ぶ…
ということも覚えておくと楽に料理ができると思います。
「豚しゃぶとキャベツの胡麻ダレぶっかけ丼」
は、私、家だけでなく、店のまかないでもよく作ってました。
ササっとできる丼ぶりはやっぱり楽チン。
そして、「うまい!」もセットなのでいうこと無しですね。
レシピの最後に「食材を茹でる順番」についても話していますので、参考にして下さい。
では、作り方です!
↓↓
【材料】(1人前)
豚肩ローススライス…80g
(ロース肉・もも肉・バラ肉などでもOK)
キャベツ…100g
酒…大さし1杯
ごはん…適量
刻みネギ…適量
【胡麻だれ】
練り胡麻…大さじ1杯
すり胡麻…大さじ1杯
マヨネーズ…大さじ1杯弱
みりん…大さじ1杯と1/2杯
濃口醤油…小さじ2杯
酢…小さじ2杯
わさびorからし…少量
キャベツの代わりに白菜でも美味しくできます。
「もうちょっと野菜が多い方がいい!」という場合は、玉ねぎ、きのこ類など加えてもいいと思います。
是非、作ってみて下さい。
【追伸】
通常を食材を茹でる時(下茹で)は、野菜⇒肉(魚)の順に茹でるのが基本。
理由は、肉(魚)を先に茹でて、あとから野菜を茹でると肉(魚)の臭みが野菜に移ってしまうからです。
また、先に肉(魚)を茹でるとゆで汁が濁る…
この濁った茹で汁で野菜を茹でれば色が悪くなりますし、アクなどもまとわりつき見た目も悪くなります。
なので、野菜⇒肉(魚)の順で茹でたほうがいいです。
ただ例外もあって、「肉や魚の旨味や風味を野菜に絡ませたい」という場合なら、肉(魚)⇒野菜でもかまいません。
前者は下茹でする時が当てはまります。
鍋物で食べるような時は、後者のやり方が合うと思います。
料理の基本として、是非知っておいて下さい。
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