だし殻を”万能そぼろ”に!
佐藤です。
今回は、
「肉そぼろをかけるだけの簡単
豆腐料理」を伝授します。
以前、「かぼちゃとそぼろの鶏スープ」
というレシピを紹介したのですが、
この中で、鶏のひき肉を使った鶏だし
の取り方をお伝えしています。
レシピの中では、ひき肉をそのまま具材
として使っていますが、”濾す”と鶏だし
が取れるわけです。
要するに手作りのチキンスープ。
鶏の骨(ガラ)から作ると2、3時間
かかるガラスープをほんの10分で
作れてしまう簡単な方法です。
市販の”鶏ガラスープの素”を使うこと
なく、美味しい鶏だしがいろんな料理
に使える。
添加物が気になる方にも、もってこい
の方法です。
で、
濾すと、ひき肉…要は”そぼろ”が
残りますよね?
これ、捨てるのはもったいない…
そこで、味を付けて幅広く使える
「肉そぼろ」にします。
さらにピリ辛にして、ちょっと刺激を
プラス。
この 「 ピリ辛 肉そぼろ」を熱々に
温めた豆腐にのせるだけの、
『熱々!豆腐のピリ辛肉そぼろ掛け』
これが今回のおすすめ料理。
濃厚で甘辛いちょいピリ辛の肉そぼろが
そのままでは水っぽい豆腐と合わさると
最高の味バランスに。
ごはんのおかず、お酒のアテにもなって
くれます。
今回は木綿豆腐に 「 ピリ辛 肉そぼろ」
をのせましたが、他にも使える用途が
たくさんあります。
例えば…
私は、今回おかずとして食べましたが
、夏場になれば”冷やっこ”肉そぼろを
のせるだけでも、
「ビールのアテにもなるな」と感じ
ましたね。
この『万能!肉そぼろ』の他の応用法
は、レシピの最後をみて下さい。
で、『熱々!豆腐のピリ辛肉そぼろ掛け』
の作り方のワンポイントは、豆腐をお湯
で温めるところなんですが…
”ある調味料”をお湯に加えると豆腐の
水っぽさを抑えることができます。
その”ある調味料”とは?
レシピで確認してみて下さい。
↓↓↓
【材料】(1人前)
もめん豆腐(350g)…1/2丁
刻みネギ…適量
【ピリ辛肉そぼろ】
そぼろ…100g
(鶏ひき肉で、取っただしを濾した後の”だし殻”をそぼろとして使います)
鶏だし…100cc
※鶏のだしの取り方は、⇒こちら
みりん…150cc
濃口醤油…50cc
酒…大さじ1杯
一味唐辛子…小さじ1杯
1、「ピリ辛そぼろ」を作ります。
鍋にそぼろ、鶏だし(100cc)、みりん(150cc)、濃口醤油(50cc)、
酒(大さじ1)を入れて強火にかけます。
2、沸騰してきたら、中火にしてアクをすくい取ります。
3、一味唐辛子も加えます(小さじ1)(辛みが苦手な場合は減らして下さい)
中火で約10分焚きます。
4、煮詰まって煮汁が画像くらいの量になったら弱火に。さらに煮詰めます。
5、煮汁にとろみが付くまで煮詰めたら出来上がり!火を止めます。
(余熱で焦げないようにコンロから外して冷まします)
6、鍋に水400ccくらいと濃口醤油(大さじ1杯・分量外)を加えて木綿豆腐を
入れて強火にかけます。沸騰したら弱火にして5分ほど煮込みます。
(醤油を加えることで豆腐に下味が付き、水っぽい味を抑えることができます)
7、温まったら、崩れないようにフライ返しなどで取り出して、
器(深さがある)にそろ~っと盛ります。
8、「ピリ辛肉そぼろ」をのせて(大さじ3杯ほど)、刻みネギを飾って完成です!
残りの 「ピリ辛肉そぼろ」は、完全に冷めたらタッパなどに移しかえ冷蔵保存
して下さい。3週間ほど日持ちします。
「野菜の煮物に加えるそぼろ」「餡かけ用のそぼろ」「オムレツの具」
「和え物の和え衣」「ごはんのお供」「麺料理のトッピング」などいろいろと
使えますので、是非活用して下さい。
まずは、試しに「熱々!豆腐のピリ辛肉そぼろ掛け」を作ってみて下さい。
「焼きかぼちゃとそぼろの鶏スープ」の
レシピは、こちら↓↓
こんにちは。
いつも素晴らしいレシピ有り難う御座います。
下記内容にて記載ミスが有りましたので御確認下さい。
【ピリ辛肉そぼろレシピ】
①みりん分量が「15cc」と(150cc)になってます。
②鶏だし分量が「10cc」と(100cc)になってます。
どちらが正しいのでしょうか。
味厳さん、ご指摘ありがとうございます。
鶏だしが100㏄、みりんは150㏄です。記事は訂正しましたので、また作ってみて下さいね。