やわらか!鍋用、肉だんごの作り方

【鍋】鍋用の鶏肉の作り方を伝授!程よいやわらかさで食べやすい鶏肉のだんごを作りにはここがポイントです!

「ポイントは2つの鶏肉を混ぜる!」

今回は、「鍋用の肉だんご」の作り方を伝授します!

鍋に肉だんごを入れると美味しいですよね。

肉だんごは豚肉・牛肉・魚介、いろんな食材で作れますが、

私のおすすめは鶏肉。

やはり他の食材に比べ癖が少なく、食べやすい。

で、肉だんご自体、鍋だけでなくいろんな料理に使えるので、どうせ作るなら1食分だけでなく多めに作り置きしておけば、後々便利です。

鶏だんごの鍋はもちろん、「つくね(だんご)の照り焼き」「鶏だんごスープ」「鶏だんごと野菜の甘酢餡かけ」「鶏だんごのチーズ焼き」「肉だんごシチュー」などなど、

幅広く使えるので、作っておくと楽に肉だんご料理が作れるようになります。

ということで今回は鶏肉の肉だんごの作り方を伝授!

正直、ちょっと手間がかかるので、やる気になった時や時間の余裕のある休日にでも作って頂きたい。

で、やわらかくて美味しい肉だんごを作る時のポイントは「挽肉」…

鶏肉のひき肉は、通常のスーパーなら「もも肉」と「むね肉」と2種類あります。

これを上手く使うことでやわらかく、しかも脂っこくなく食べやすい仕上がりにできるのですね。

もも肉は脂分が多いですが、その脂がコクとジューシー感、やわらかさを与えてくれます。

反対にむね肉は脂分が少なくパサパサしやすいですが、でも脂っこさがないのであっさり味に仕上げてくれます。

なので「もも肉」だけ、とか「むね肉」だけで作るとデメリットが際立ってしまう。

ですから、これらを半々で混ぜる…

そうすると、脂っこくなく程よくあっさりで、肉のジューシー感もあるのでパサパサしないわけです。

適度にやわらかくジューシーでコクもあっていろんな料理に対応できます。

今ままでも試行錯誤して肉だんご作ってきたのですが、やわらかすぎても食べ応えがないですし、硬すぎると食べにくい…

調味料の量でもやわらかさを調節できるのですが、今回の肉だんごは肉の種類で軟らかさを調整してみました。

それぞれの素材の良さを生かした肉だんごに仕上がっていると思います。

今回は、肉だんごの「保存方法」と「残り茹で汁」の使い方・保存法もお伝えしているので、是非参考にして頂きたいです。

レシピ、見て下さい!
↓↓

【材料】(20個分)(4人前)
鶏もも肉…200g
鶏むね肉…200g
卵…1コ
片栗粉…大さじ1杯
白ネギ…1/3本(50g)
おろし生姜…大さじ1杯

水…1リットル
だし昆布…5g

【調味料】
塩…小さじ1/3杯(2g)
酒…大さじ1杯
みりん…小さじ1杯
濃口しょう油…大さじ1杯

1,白ネギ(1/3本)は、細長く切り込みを入れて刻んで、粗みじん切りにします。

生姜も大さじ1杯分、すりおろしておきます。(生姜を多めに入れて生姜風味を強くし、肉の臭み消し効果を強くしています)
2,大きめの鍋に1リットルくらいの水を入れ、だし昆布(5g)も加えておきます。

※火はまだ付けない。
2,肉だんごのたね(ベース)を作ります。

ボウルに挽肉(もも・むね各200g)を入れ、塩(2g(小さじ1/3))を加えて粘りが出てくるまで、こねるようによく混ぜます。
3,粘りが出たら調味料・食材を加えます。

酒・濃口しょう油(各大1)、みりん(小1)、片栗粉(大1)を加え、刻んだ白ネギ(50g)、おろし生姜(大1)、卵(混ぜておく)も加えます。
4,さらによく混ぜます。

混ざったら、鍋の火を付けて弱火で沸かします。
5,たねを「だんご」にします。

やりやすいほうの手を使い、一口大の量より少し多めのたねを掴んで、小指・薬指・中指で上に押し出しながら、指の中で転がすように丸い形を作ります。
6,形が整ったら、人差し指と親指をギュッと締めてだんごを上に押し出します。
7,水で濡らしたスプーンですくいとって鍋に入れます。

※18~20個くらいになると思います。
8,手でやる方法が難しく感じる場合は、ナイロン袋などに入れて、袋の端をハサミでカット…
9,まな板などの上にしぼり出し「だんご」を作ります。(まな板を湿らせておくと肉がくっ付かない)あとはスプーンですくい取って鍋へ。

この方法なら手を汚すことも無く簡単にできますが、若干形が悪くなります。

※鍋に入れる直前に丸く整えたほうがいいです。(結局、手が汚れますが…)
10,全部入れたら強火にします。

濁ったアクが出るので、素早くすくい取ります。

※肉から出る濁ったアクは早く取ってしまわないと茹で汁に臭みが残り、それを団子が再度吸い込んでしまって味が悪くなる。
11,肉だんごが全部浮いてから2分ほど経てば、熱は中まで通っているので火を止めます。
12,このまま自然に冷まします。
13,保存方法…

完全に冷めたら、茹で汁から肉だんごを取り出し、水分をきってバットなどにくっ付かないように並べます。

このまま(ラップも不要)冷凍します。(約3時間)

※画像のだんごは次のレシピで使っているので、12個になってます
14,凍ったら、冷凍庫から取り出します。

肉だんごがバットにくっ付いていますが、バットをトントンと叩くだけで簡単に外れます。
15,ジップロックなど厚めの袋に入れて、冷凍保存します。

※まとめて冷凍するより、この方法で冷凍する方がくっ付かずに凍るので、あとあとが使いやすくなります。

1人前だけなど、使いたい分だけ取り出して使えます。
16,茹で汁は、「だし(チキンスープ)」として使えます。煮物や汁物、鍋料理などに使って下さい。

旨味が濃い「だし」なので、美味しい料理ができます。

ペットボトルなどに移し変え、冷蔵保存で1週間日持ちします。冷凍なら約1ヶ月です。
17,冬なら「鍋のだし」として使えるので、すぐ使い切れると思います。

カツオだしと合わせれば、さらに美味しいです。
もっとたくさん作ってストックしておけば、鍋用のだんごだけでなく、甘酢餡かけ、串焼きなどその他の料理にも使えるので後々楽になります。

是非、作ってみて下さい。

次回、この肉団子を使って鍋料理を伝授いたします!

かぶと豚スペアリブの塩麹煮

あっさり!キノコまみれの鶏肉だんご鍋

関連記事

  1. ふわふわ軟らか! 豆腐肉だんごのトマト鍋

    スプーンの簡単!肉だんご鍋佐藤 周生です。今回は、「これで間違いなし!肉だんご鍋の…

  2. ランチめし献立6:「タラと春雨の三ッ葉香る旨だし一人鍋」「セロリ…

    ランチめし献立6 セロリの皮を剥かない?佐藤です。ランチめしの献立、しつこく6つ目…

  3. 豚肉とかぶらのシンプルだし鍋

    応用が効きまくる「時短鍋」佐藤です。今回は、「レンゲで食べるひとり鍋」を伝授しま…

  4. やわらか南瓜のそぼろ味噌かけ

    佐藤です今回は、先日ご紹介した応用が利く「”ネギ味噌ベース”を使った南瓜の煮物」を…

  5. ゴボウ香る!あっさり豚だし鍋

    「料理家、辞めます・・・」いつでも・簡単に・誰でも・美味しく作れる、「鍋だしの作り…

  6. 海老のだしが効いた!簡単「鍋焼うどん」

    誰でも簡単にできます!佐藤 周生です。寒さに耐えながら家に帰っての晩めし……

  7. 【簡単手作り】濃厚魚粉スープの鶏そぼろ醤油ラーメン

    お家で本格!?ラーメン作れます!佐藤 周生です。家庭でも本格に近いラーメンが作れる…

  8. 和風出しのあっさり! 一人もつ鍋

    腹を切る!?一人もつ鍋佐藤です。すいません!「かぶらの葉っぱの料理」は、明日お伝え…

コメント

    • 染谷
    • 2022年 11月 13日

    作り方説明3の所で玉子加えればよろしいのでしょうか?

    • 染谷
    • 2022年 11月 14日

    肉だんご作ってみました。挽き肉のむねとももを混ぜ合わせて良く練るところが下準備で少し大変でしたがなんとかできました。人差し指と親指から練った餡を出しスプーンですくってみました、鍋に入れ完成した肉だんご大きさはさまざまでしたが冷凍してみました、たくさん肉だんごができて、とてもうれしくなりました。次は鍋料理に投入するだけです

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最新記事

カテゴリー一覧

厳選レシピ&健康情報

2024年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
PAGE TOP