魚の臭みを消す『日本酒』…
佐藤です。
今回は、
「肉や魚の臭みを抑える、”日本酒ふらんべ”」を伝授します。
魚料理、肉料理。
そこそこ美味しいのだけどなんとなくあの独特の臭みが気になる…
と思ったことはありませんか?
そこでおすすめしたいのが「フランベ」というフランス料理の調理法。
ご存知の方も多いとは思いますが実際活用してしている人は少ないのではないでしょうか…
「フランベ」とは、フライパンで肉や魚を焼いて最後の仕上げにブランデーなど高度数のアルコールをかけて香り付けをする方法です。
引火するのでアルコール分を一気に飛ばすことができます。
アルコールには、肉や魚の臭みを蒸発の際に飛ばす効果があります。
そして、その酒類の香りを付けることでさらに臭みを抑えた料理になり、仕上りを向上させることもできます。
これ、日本酒でも可能。
同じ効果が得られます。
アルコール度数の高い日本酒を使えばその効果はさらに高まると思います。
和食では魚を多く扱うのでフライパンで焼くような和の魚料理の時は、臭み消しに、「日本酒ふらんべ」がおすすめ。
「もうちょっと臭みがなければ食べやすいのに…」
という時に活用してみて下さい。
例えばこの料理…
「ぶりのソテー、舞茸おろし餡かけ」
フライパンで”ぶり”を焼いて、舞茸と大根おろしの”餡”をかける簡単な料理です。
ブリも独特の臭みがありますからできるだけ消したほうが美味しく感じます。
魚は下ごしらえで、塩を当て数十分置けば臭みを抜くことができますが、それでも残る”あとちょっと臭み”を、「日本酒ふらんべ」で消すことができます。
ブリに熱が通った頃に仕上げに日本酒を少量加える。
これだけでOK、美味しくなります。
で、「日本酒ふらんべ」を行う際の注意点が1つあります。
「ふらんべ」は酒に”引火”するので、炎が上がります。
ですので周りに可燃性のものがないか確認してから行って下さい。
特に換気扇にかぶせる汚れ防止のフィルターなどに燃え移る可能性がありますので十分注意して下さい。
おうちを「ふらんべ」しないように気をつけて欲しいです。
(顔も十分気をつけて下さい)
では、参考料理として
「ぶりのソテー、舞茸おろし餡かけ」
のレシピを公開します。
↓↓↓
【材料】
ブリ切り身…100g
イタリアンパセリ…少々
大根おろし…30g
酒…小さじ2杯
胡麻油…小さじ2杯(10cc)
《舞茸あん》
「割合」出汁5:みりん2:濃口醤油1
水…大さじ5杯(75cc)
粉カツオ節…2つまみ(2本指)
みりん…大さじ2杯(30cc)
舞茸…40g
おろし生姜・・・少々
水溶き片栗粉…16cc
(片栗粉8g+水8cc)
舞茸とブリを用意して作ってみて下さい。
臭みを飛ばす「日本酒ふらんべ」も
是非!有効活用して下さいね。
この記事へのコメントはありません。