筍とシャケカマの豪快!炊き込みごはん

3つの「めんどくさい」を解消して簡単に炊き込みごはんを作る方法

佐藤です。

炊き込みごはん、なんてめんどくさい!

と思ってませんか?

今回は、
「炊き込みごはんは、めちゃ簡単!」
というのをお伝えします。

炊き込みごはんを「めんどくさい」と感じてしまうのは、こんな3つの理由(めんどくさい)があるからではないでしょうか?

1,食材をたくさん使って切るのが大変
2,味付けの方法がわからない
3,炊く時間がかかる

1つづつ解消していきましょう…

【1,食材をたくさん使って切るのが大変】

確かに具材を多くすれば、切る作業も増えますから大変に感じます。

ですが、具材は少なくてもそれなりに美味しくできますので、2種とか3種にとどめておけば、さほど切る作業も大変ではなくなります。

さらには、「切らなくて済む食材」も1つ2つ加えてしまえば、さらに楽になる。

2種3種で作ればいいわけですね。

【2,味付けの方法がわからない】

炊き込みごはんの味付けを知らない場合は、是非今回覚えてみて下さい。

簡単なので。

味付けは….
ごはん1合に対して、酒・みりん・濃口(淡口)醤油を各大さじ1杯と半分。

それぞれ、大さじ1.5杯づつです。

で、おそらく、このご時世にマキでごはんを炊くような人は、ほとんどのいないですよね?

多分、多くの方が電気炊飯器で炊きます。

なので、例えば、2合分の炊き込みご飯を作るなら、2合の目盛りまで水を入れて、ここに酒・みりん・濃口(淡口)醤油を入れるってことです。

米2合なら調味料は2倍の各大さじ3杯づつになります。

醤油は、濃口なら昔ながらの味の炊き込みごはん。

淡口ならちょっとあっさり味になって上品に仕上がります。

通常通りに水を入れて、そこにお酒、みりん、醤油を加えるだけ。簡単でしょ。

ごはん1合に対して、酒・みりん・濃口(淡口)醤油を各大さじ1杯と半分。
とメモしておいて下さい。

(これは黄金比になっていて細かく話すと長くなるので、
文末の「牛肉とゴボウんの炊き込みごはん」のレシピを見て下さい)

【3,炊く時間がかかる】

ごはんを炊くわけですから、確かに時間がかかる。

なので、「炊き込みごはん、食べたい!」という時は、1日我慢する。

要は前日に炊いて、次の日に食べる…というふうにすれば仕事から帰ってすぐ食べられます。

食べたいと思ってその日に作ると大変ですから、例えば、その日は簡単な麺料理とかにして、それ作りながら、炊き込みご飯の食材の準備だけして、麺料理食べ終わった後に炊き込みご飯のスイッチを入れて焚く。

後はほったらしで、明日のお楽しみ。

料理ってその日に作るのが、当たり前になってますが、仕込みを分散させると実は楽にできるのですね。

実は、お店でも仕込みを分散させて作る場合があるのですね。

例えば、煮物なら前日に切る作業、次の日に茹でて焚く。

または茹でるところまで前日にやって、次の日は煮るだけとか。

そういう感じで、「2~3日に分けて作る」という考え方を持つとその日にやることが少なくなって、気持ちが楽になります。

「めんどくさい」が軽減すると思います。

ただ、作る料理を前もって決めておく必要がありますが…

ということで、【3,炊く時間がかかる】は前日に作ることで、「その日は何もしない」のでめんどくさくないと思います。

いかがでしょう。

これで、3つの「めんどくさい」が解消できと思いますが…

料理って、何となくイメージでめんどくさいと思われるのですが、私の読者さんでも「難しいと思ってましたが、作ってみたら簡単でした!」とおっしゃる方がほとんどなのですね。

なので、料理を何となくのイメージでめんどくさい、難しいと判断するのは止めて頂きたいです。

これは他のことでも言えるのではないでしょうか?

とにかく、このおすすめの、
「筍とシャケカマの豪快!炊き込みごはん」
を作ってみて下さい。

具材は2種だけ、シャケのかま(切り身でもOK)と筍だけ。

「シャケのかま」は切ったりせず、そのまま使います。

切るのは「筍」だけ。

あとは、お米と水、酒・みりん・醤油とそれらの具材を釜に入れてスイッチオンするだけです。

シャケから旨味が出て、それがごはんにしみ込み、筍の歯ごたえと醤油の香ばしさがマッチして美味しく仕上がります。

炊けたら丼鉢に盛って、シャケのかまもドカンとそのままのせる!

豪快な炊き込みごはんが楽しめます。

レシピ、見て下さい!
↓↓

【材料】(1人前)
シャケかま(シャケの切り身でもOK)…小2~3切れ(300g)
たけのこ水煮…100g弱
米…2合
乾燥パセリ…少々(飾り用)

【調味料】
水…2合分
酒・みりん・濃口醤油…各大さじ3杯
粉カツオ節…大さじ1杯

1、お米(2合)は、通常通り洗って1時間浸水しておきます。

その後ザルにあけます。
2、シャケかまは、少し多めの塩(分量外)をふっておきます。(小さじ1杯)
3、たけのこは、5mm厚で2cm角に切ります。

(できれば多めの湯で茹でて防止剤を抜いておく)
4、ボウルにたけのこを入れ、濃口醤油(分量外)(大さじ1杯)を絡めて、5分ほどおきます。
5、米を釜に入れ、水(2合分)、酒・みりん・濃口醤油(各大3)、粉カツオ節(大1)を加えて混ぜます。
6、たけのこを加えて混ぜます。
7、洗ったシャケかまをのせ、炊飯器で通常通り炊きます。
8、炊けたら出来上がり!

シャケかまを取り出して、よく混ぜます。
9、丼鉢に炊き込みごはんを盛り、シャケかまを上に盛って、乾燥パセリをふって完成です。

シャケ切り身やブリの切り身、鯛の切り身でもできます。

ポイントは切り身に必ず、塩をふっておくこと。

シャケの切り身なら薄塩の塩鮭を使えば、手間がはぶけます。

(塩加減が強い塩鮭の場合は、調味料の醤油大さじ2に減らして下さい)

塩をあてれば、臭みが抜け、旨味も増します。

その旨味がごはんにしみて美味しくなりますので。

今回は、旬のタケノコだけを使いましたが、牛蒡・人参・油揚げなど加えても良いと思います。

是非、作ってみて下さい。


こちら↓も参考になると思います!
【ズボラ】牛肉と牛蒡の簡単炊き込みごはん

若芽と挽肉の炒り豆腐

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