だしの効いた鶏肉と玉ねぎの和風カレースープ

【おかず-スープ】札幌発祥スープカレーを和風でアレンジ!野菜の甘みとかつおだしの旨みがカレースパイスと相性抜群!手作りらしい味を楽しんで頂けます。

カレースープは、カレーの原点!?

佐藤です。

「手作りらしい、うま味と甘みと
スパイス感が絶妙のカレースープ」
を伝授します。

「スープカレーって何?」

というところから一応話しておきますね。

スープカレーは、札幌発祥の日本のカレー
料理です。

薬膳スープや、東南アジアの濃度の少ない
サラサラカレーがベースになっていると
いわれてます。

現地の食べ方と同じ、ご飯をカレーに
浸して食べるのが、一応の食べ方の
ようです。

ベーススープのうま味、数々のスパイス
の風味がストレートに伝わってくるスープ。

私の近所にもスープカレー屋さんがOPEN
しまして、食べにいきました。

ですが私は辛い物がちょっと苦手、
初級コースともいえるかなり辛さひかえめ
にしたのですが、それでも頭から汗が吹き
出し、

体がポカポカ熱くなるほどの辛さ…

で、ちょっと味に物足りなさを
感じました。

「店主さん曰く、辛いほうがスパイス
が多くなるので美味しさは増します」

とのこと。

普通のカレーのようにしっかりとした
味はついてないのですね。

風味、スパイスを楽しむためのスープ。
だから、カレー粉を多く使うのですね。

結果辛くなる…

スープのベースはチキンですが、
さほど濃くなく、具材も付け合わせ
として加えるような感じ。

それがスープカレーの原点のようです。

とは言ってもどうしても辛いのが
苦手な方もいると思います。

そこで私、考えました。

家庭でも美味しく食べやすい、
「鶏肉と玉ねぎの和風カレースープ」。

スープはかつおだしを使います。
できれば、かつお節でちょっと濃い目
のだしを取って頂きたい…

これをベースにして濃いうま味にします。

野菜は多めの玉ねぎと人参。
玉ねぎの半分は薄切りにして鶏肉と
よく炒める。

残りの玉ねぎと人参はすりおろして
加える。

これらによって野菜の甘みとうま味が
感じやすくなります。

そしてカレー粉は、ルウではなく
スパイスだけのものを使い、風味が
あり、

ちょっとピリッと辛い程度の量でOK。

味付けは「塩」だけですが、
かつおだしで旨みが強く、野菜の甘み
も強いので十分美味しくなるのですね。

辛いのが好きな方はさらにカレー粉を
加えて下さい。

多くなるほどスパイス独特のエグミも
感じやすくなるので、ほどほどで止めて
おくほうがいいかと思います。

時間にして15分程度。簡単に作れます。

鶏肉、玉ねぎ、スープを同時に口に
含むと、まずカレーの風味が鼻に抜け、
鶏肉を噛むと肉の旨み、玉ねぎを
を噛むと甘みを感じます。

最後にかつおの風味をほんのり感じる…

この一品だけを楽しむのもいいですし、
ご飯のおかずにしてもいいと思います。

手作りらしい、カレースープを
楽しんでみて下さい。

では、レシピです!
↓↓

【材料】(2人前)
鶏もも肉…1枚(250g)
玉ねぎ…1コ(200g)
ニンジン…1/2本(100g)
油…小さじ1杯

【スープ】
カレー粉…小さじ5杯~8杯
(10g~16g)
だし…500cc
塩…小さじ1杯と1/2

 

だしの取り方は、⇒こちら


1、できれば”かつお節”でだしをとって下さい。

 


2、玉ねぎ(1個)は、縦半分に切り、1/2は横半分に切り
5㎜幅で薄切りにします。

 


3、残り半分の玉ねぎは、すりおろします。
(小さくなり、すりにくくなったら、(2、)に混ぜて下さい。)

 


4、続いて皮を剥いた人参(1/2本)もすりおろします。

 


5、鶏もも肉は、縦半分に切り半分を4等分に。
全部で8等分に切り分ます。

 


6、鍋(できればテフロン)に油(小さじ1杯)を
入れ30秒熱し、強火のまま鶏肉を焼きます。

 


7、キツネ色の焼き色が付いたら裏返し、
反対面も同じように焼きます。
反対面にも焼き目が付いたら中火にします。

 


8、(2、)の玉ねぎを加えて、炒めます。

 

}
9、玉ねぎが、軟らかくなったらすりおろした玉ねぎと
人参を加えてさらに炒めながら混ぜます。

 


10、ある程度混ざったらカレー粉を加えて混ぜます。
(カレー粉は少なめに入れてあとで調節)

 


11、カレー粉が全体に混ざったらだし500㏄を加えます。

 


12、塩(小さじ小さじ1杯半)を加えて味付け。
3分ほど煮込んで味をみて、OKなら出来上がり!

スパイス感が少ないと感じたらカレー粉を少しづつ加えて
お好みの加減にして下さい。(おすすめは小さじ5杯)

 


13、器に具材を小高く盛り、スープも流し入れます。

 


14、完成です。
もしあれば、乾燥パセリをふって下さい。
(黒コショウを加えて、さらに
スパイシーにしてもいいと思います)

カレー粉を買って置いてください。
すぐに腐ってしまうものではないのですし、
他にもいろいろと使えますからね。

和のだしをベースに野菜の甘みとカレーの
スパイス感が楽しめる、「和風カレースープ」
を是非、作ってみてください。

舞茸とピーマンの味噌炒め

洗わない!?挽き肉の金平ごぼう

関連記事

  1. 磯濃く香る!ワカメと鶏もも肉のふわとろ玉子とじ

    「オレは、絶対茹でない」?!佐藤 周生です。生のワカメは、春が旬です。茹で…

  2. 鮭アラの豆乳鍋

    鮭アラは豆乳鍋でも最高!佐藤です。 以前、ご紹介したことがある「鮭アラの唐揚げ」.…

  3. 鶏もも肉の山賊揚げ焼き たっぷり玉ねぎのせ

    『豪快さが決め手の鶏肉料理!』佐藤 周生です。今回の料理は、一度ボツになった料理.…

  4. 生姜とマッシュルームと鶏もも肉の ヒリリ佃煮(2)

    1週間日持ちの作り置きレシピ③「辛味、えぐみ、苦味が抜ける!板前テクニック」 佐藤です。…

  5. 具だくさん!根菜たっぷり豚汁

    早く料理ができる当たり前!?のコツ佐藤です。今回は、「料理を高速で作る”コツ”」を…

  6. ゆで鶏と冬野菜のピリ辛甘ダレ

    【シンプル調理法でレパートリー拡大!】佐藤 周生です。今回は「茹でるだけの熱々鶏肉…

  7. じゃが芋のすり流し汁

    自然にとろ~り、すり流し汁佐藤です。私は料理の世界に入り、多くの料理を作れるように…

  8. 日持ち料理!鮭の南蛮漬け

    「やっぱり南蛮酢は、この比率が1番です!」佐藤です。今回は、「2週間日持ちする定番…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最新記事

カテゴリー一覧

厳選レシピ&健康情報

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
PAGE TOP