砂糖の恐怖
佐藤です。
今回は、「みりんだけで甘味を付ける美味しい煮物」を伝授します。
おすすめするのは「さつま芋の甘煮」。
これ、以前伝授した料理で、「美味しい!」とすごく反響がありました。
ですが、これ砂糖をたっぷり使う煮物・・・
最近は、砂糖に詳しい方が多く、健康意識の高い方も多い。
砂糖の数々のデメリットを知ってしまったために、極度の”敵対意識”を持つ人も。
なので、そういった方に合わせ、私もここ1、2年のレシピでは出来るだけ砂糖を使わないようにしています。
ただ、料理としての砂糖は、使いやすい。
甘味が強く、少量でもしっかり強い甘味を加えることができるからです。
(何より安い)ですが、「健康」を考えた場合の砂糖は、毒物と言ってもいいのかもしれません。
ここですべて詳しく話すと長くなるので砂糖を摂り過ぎると体にどんなデメリットを引き起こすのかを列挙しておきます。
・食物せんいを含まないので血糖値が急激に上がったり下ったりする。
・老化の加速、糖尿病、アレルギー、冷え性の悪化、ウイルスに対抗できなくなる。
・カルシウムを奪い、骨がもろくなったりガンを誘発しやすくなる。
・また、性格にも影響する(特に子供)。
・ビタミンB1欠乏症になりやすい。
・鬱、疲労、貧血、心疾患、呼吸器病、記憶障害といった様々な症状を招く。
・ 胃や腸の粘膜が緩み、胃潰瘍などになりやすくなる。また、脳の細胞が緩み、うつ病疾患などと関係が深い。
・脳への影響により、砂糖中毒という麻薬的な常習性が出てくる
・ 砂糖は人口的加工品。よってアスパルテームやスクラロースなどの甘味料も同じような影響があるガムなどに含まれる甘味料)
・精製加工の際に苛性ソーダ、硫酸などが使われている
他にもたくさんありますが、このぐらいにしておきます。
砂糖を使うことが習慣になっているとちょっと怖いですね・・・
ですので、煮物などに使う甘味の調味料は「みりん」がおすすめ。
”みりん風味”ではなく、「本みりん」砂糖に比べ血糖値の上げ下げが格段に低い。
何かのレシピに砂糖と書いてあればその量の2倍のみりんを入れれば大体同じ甘味になります。
なので、代用で使いやすいです。
アルコールを含むので料理的には少しお酒の効果もある。
なにより、どこのスーパーでも手に入る。
ということで、「さつま芋の甘煮」を砂糖ではなく”みりん”で美味しくできるレシピを今から伝授します。
輪切りにした新さつま芋を茹でて水とみりんでコトコト焚くだけ。
出汁は、必要なし。
水とみりんで十分美味しく作れます。
私が現役のときは、さつま芋の甘煮」を作ったら焚き合わせでよく使っていました。
皮の赤っぽい色が綺麗で、炊き合わせにした時に、全体の色バランスがすごくよくなります。
そして、甘いので食べやすく、他の煮物との味の違いを楽しめます。
お客さんに、「このさつま芋だけちょうだい!」と言われたこともあります。
で、この料理、ある隠し味をちょこっと入れると一気に風味がよくなって、おいしくなります。
それは・・・
↓↓
【材料】
さつま芋(細)・・・・300g(3本くらい)
(できるだけ細いさつま芋)
塩・・・・少量
《甘煮汁》
水・・・・・300cc
みりん・・・・200cc
濃口醤油・・・小さじ2と1/2杯(5cc)
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