【栄養素たくさん摂るなら「蒸す」が最適!】
今回は、「蕪(カブ)を使った温かサラダ」を伝授します!
健幸料理家 佐藤周生です。
野菜を多く食べることは良いこと…
メリットがあるという認識の方は多いと思います。
これは間違いなく、正しい認識です。
野菜(果物も)には肉や魚、穀類にあまり含まないビタミン、ミネラル、ファイトケミカル(ポリフェノールなど)が豊富で、
それらは人間が健康に生きていく上で欠かせない栄養素。
端的にお伝えするとそういった栄養素は【カラダのすべての「代謝」活動に影響している】ため、欠かしてはいけない…
その「代謝」には大きく3つの活動があります。
1、栄養素をエネルギーに変換
2、細胞を修復
3、体内の毒出し
野菜から摂れる栄養素が不足すれば、当然「代謝」が正常に機能せず、様々な体の不調が起こって当然なわけです。
特に「細胞の回復・体内の毒出しができない」というのは病気のリスクが高まり、病気を抱えていればいつまで経っても完治しない…となる。
代謝が低下している体の状態は深刻なのです。
だから、「野菜を食べましょう!」と言われるわけですよね。
「代謝」はあくまで、重要な活動のうちの1つであり、野菜に含むビタミン、ミネラル、ファイトケミカルは他の様々な体の活動に関わっています。
日本全体で見ると野菜不足に対する国民の認識は、まだまだ低いように感じます。
「野菜不足(果物も)というのは健康破壊のリスクが高いんだ」という強い危機感を持って頂きたいです。
でも、その認識が高い方は、
「野菜をたくさん食べたい!」
となりますよね。
とは言え、寒さが到来すると冷たい野菜料理ばかりは食べにくい…
カラダが冷えて免疫も下がりますから、健康にもマイナス。
なので、例えば、サラダは通常冷たい料理なので、その寒さから食べたくても自然と避けてしまう場合もあると思います。
でも、健康のためには野菜を多く摂ったほうがいい。
そこで、おすすめしたいサラダが、
『かぶとエリンギのHOTサラダ ツナまよソース』
これから旬の「かぶ」と今が旬のキノコ「エリンギ」をササっと蒸して、生の春菊の上に盛り、
ツナマヨソースをかけるだけ。
温かサラダ!
で、ツナマヨの美味しさはご存じの通り…
どんな食材と組み合わせても美味しくなりますよね。
これにみりんと酢を加えてちょっと甘みと酸味をプラス、引き締まった味に。
水分の多い「かぶ」と薄味の「エリンギ」にピッタリな相性のいい味に変わります。
そして、カブとエリンギは”蒸す”ので、たくさんの栄養素がキープできる。
栄養素の流出が一番多いのは「茹でる」調理ですからね。
茹で汁を飲むスープ料理なら問題ないのですが、食材の加熱のみが目的なら「蒸す」ほうがいいわけです。
以前もお伝えしましたが、近年の野菜は平均して昔に比べて栄養価が低い。(栽培期間が短いため)
そういった意味でも、栄養を逃さない「調理法」を選んだほうが良いですよね。
ということで、
『かぶとエリンギのHOTサラダ ツナまよソース』
は、栄養素キープの調理法で作る、栄養満点のホットサラダです。
熱々で食べるほど美味しいので、しっかりと食べる準備してから盛り付けて、冷めないうちに食べ切って下さい。
私、秋冬はホットサラダをよく食べます。
野菜その物の味…甘みやうま味を強く感じるので、好きだというのもありますが、
栄養素がしっかり摂れる料理というのは、味の良さ以上に何となくカラダにしみ込んでいく感覚を強く感じます。
もしかすると、無意識に体が欲しているのかもしれません…
簡単レシピを公開します!
↓↓
材料(1~2人前) | 分量 | 備考 |
かぶ(特大) | 1/12コ(150g) | |
かぶの葉(茎) | 1本分 | |
エリンギ(中) | 1本(50g) | |
春菊 | 3株分の葉(25g) | |
乾燥パプリカ | 少々 | |
すり胡麻 | 少々 |
【ツナまよソース】 (作りやすい量) | 分量 | 備考 |
ツナ缶(小70g) | 1缶(70g) | |
マヨネーズ | 40g | できれば無添加のマヨ |
酢 | 小さじ1杯 | |
みりん | 小さじ1杯 | |
コショウ | 少々 | おすすめは 粗挽き黒コショウ |
冷めないうちに食べて下さい。
大根でも代用できますし、エリンギも他のキノコで代用してもOK。
食材増やしても良いですね。
かぶらの甘みとエリンギの旨味がツナまよソースで引き立って美味しい!
「簡単ほっとサラダ」是非作ってみて下さい!
※【ツナまよソース】は多めの量で作るので、残った分はサラダなどで使い切って下さい。
おにぎりの具、ポテトサラダに混ぜる、胡瓜やほうれん草の和え物に、グラタンのトッピングに、炒め物などなど色々使えます。
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