炒り大豆の磯辺おろし和え

【「磯辺○○」という調理法でレパートリー拡大!】

健幸料理家・健酵サポートプランナー 佐藤周生です。

今回は「メイン料理にある食材を加えるだけでレパートリーが増える方法」を伝授します!

「磯辺(いそべ)」という名が付く料理を知ってますか?

磯辺揚げ、磯辺焼き、磯辺巻きなど…

「磯辺」と付く料理というのは「海苔」を使った料理のこと

要するに「磯」は、海苔を表しているのですね。

例えば、

ネットで磯辺料理のレシピを探すと「磯辺焼き」とか「磯辺揚げ」が見つかります。

長芋を食べやすい大きさに切って海苔を巻いてフライパンなど焼いてしょう油で味付けする「長芋の磯辺焼き」…

ちくわに”青のり”を加えた天ぷら衣を付けて揚げる「ちくわの磯辺揚げ」…

酢じめにした鯖を焼き海苔で巻く「しめ鯖の磯辺巻き」などなど。

要するに、メインの料理に海苔を加えれば、何でも「磯辺と名が付く料理」になります。(※お寿司は例外…)

「ちくわの磯辺揚げ」でいえば、元はちくわの天ぷらで、それに海苔(青のり)を加えただけですよね。

このように「磯辺料理」は海苔を加えるだけなので、

知っておくとレパートリーが簡単に増やせるということ。

とはいえ、ネット検索で磯辺料理のレシピを探すと「焼き」「揚げ」ばかりで、加熱した磯辺料理が多く出てきます。

できれば、いつもお伝えしているように「酵素」が摂れる料理のほうが健康には良いです。

(※その理由については以下をご覧下さい)

実は、”酵素が摂れる”こんな簡単な「磯辺料理」もできるんです。

それが今回のおすすめ、
『炒り大豆の磯辺おろし和え』

大豆(ゆで)をフライパンで炒って、海苔を加えた大根おろしで和えるだけ。

大根おろしが”生”なので、酵素が摂れるわけです。

しかも大根には、炭水化物、たんぱく質、脂質、全てを分解してくれる様々な酵素を含むので、非常に消化負担を和らげるのに役立ちます。

味付けはお好みで、しょう油やポン酢をかけて食べて頂く…

炒り大豆の香ばしさと大根おろしのさっぱり感、最後にふわっと感じる海苔の風味が食欲をそそります!

これ、副菜になりますが、それよりも「酒の肴」としておすすめしたい料理です。

で、この磯辺料理は、「磯辺おろし和え」という調理法がベースになっています。

大根おろしに海苔を加えることで「磯辺おろし」になる。

要は、それをメインの食材と和えるだけです。

今回は炒った大豆をメインにしましたが、「キノコ類」「根菜」「菜っ葉類」、何でもいけます。

ついでに言えば、肉・魚でもOK。

「揚げささみ肉の磯辺おろし和え」「酒蒸し鮭の磯辺おろし和え」など…

肉や魚でも美味しくできます。

そして、味付け。

今回はしょう油かポン酢をかけて食べるスタイルですが、

ドレッシングや二杯酢・三杯酢、薄味の合わせだしなどをかけてもいいですし、色合いが悪く無ければ大根おろしに混ぜ込んでもいいです。

さらに応用編としては、

例えば「鶏のから揚げおろしポン酢」なら、大根おろしに海苔や青さを混ぜるだけで磯の風味が加わってひと味違った美味しさになります。

「磯辺おろし」という調理法、是非普段の料理に取り入れてみて下さい。

確実にレパートリー広がります!

まずは今回の『炒り大豆の磯辺おろし和え』を試してみると良いかと。

私は濃口しょう油をかけて食べましたけど大豆が香ばしく、大根おろしで後味さっぱり。

次々と口に含みたくなるクセになる味でした。

日本酒が合いそうです。

しょう油は大豆からできてますから、大豆がメインの
『炒り大豆の磯辺おろし和え』と合わないはずが無いですよね。

試してみて下さい。
↓↓

【材料】(1人前)分量備考
ゆで大豆50g
大根おろし大さじ4杯分(50g)水分を少し搾った分量
海苔大1/4枚
しょう油適量
1、ゆで大豆は、軽くすすいで水分を拭き取っておきます。
2、フライパンで乾煎りします。

フライパンをゆすりながら始め中火で加熱、

パチパチと音がしてきたら弱火にして乾煎りします。
3、皮が破れ、表面が少しキツネ色の焼き色が付いたらOK。

自然に冷ましておきます。
4、大根をすりおろします。
5、ザルで水分をきります。(適度に水分を残す)
6、中くらいのボウルに大根おろし、手で粗く潰した海苔(大1/4枚)を加えます。
7、大豆(冷めた)を加えて混ぜ、均等に混ざったら出来上がり!
8、小鉢に小高く盛って完成です。

しょう油かポン酢かけて食べて下さい。

ドレッシングや三杯酢、合わせだしなども合います!

人参の胡麻グラッセ

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