ガッツリでかい!和風あんかけ軟らかハンバーグ

料理作りを定期的に”楽”する方法

佐藤です。

今回は、
「定期的に料理を楽して作る方法」を伝授します。

毎日、手の込んだ料理を作るのは大変です。

時間に余裕があったり、そんな料理が苦にならないという人もいるとは思います。

たまにならいいかもしれませんができるだけ「楽して作りたい」と思いますよね。

が、常に”楽”しようとすると料理が貧弱になりやすいので、ボリューム感のない寂しい献立になったりします。

貧弱な料理は、食材の数が少ない場合もあるので健康的にもマイナスです。

なので、「いつも”楽”する」というのも問題だと思います。

そこで、おすすしたい方法があります。

これは全ての料理に当てはまるとは限りませんが”楽”する1つのやり方です。

「定期的に楽する」

どういうことかというと…

例えば、今回おすすめの料理は「ハンンバーグ」

通常、日持ちするお惣菜など以外のおかずは、その日に食べる分だけ作ると思います。

が、ここであえてもう一回分ないし、2回分仕込む。

要はハンバーグをその日の分だけでなく、2,3日分一緒に作るわけです。

独身さんなら、1コだけではなく2個か3個。

4人のご家族の場合ならがんばって12個分のハンバーグをその日に作ってしまう。
(家族を巻き込んで作る)

はっきりいってこの日は、大変ですがこうすることで次回ハンバーグを作る時が楽です。

焼くだけで済むので。

仕込みの時間が大幅にカットでき楽できます。

ハンバーグは冷凍保存が可能なので、そういった冷凍できそうなおかずならある程度多く仕込んで仕上げの調理をするだけにしておけば、”定期的に楽”できます。

いつも”楽”するとそれが当たり前になってどんどんめんどくさくなります。

反対に
「健康!健康!」
と凝った料理ばかり作ると疲れます。

人間は習慣の生物ですから、”ちょっと大変な料理””楽する料理”と交互に作ってそれを習慣にすればメリハリができます。

この方法は簡単にいうと「ついでに作る」といった感じです。

「今日は鶏の唐揚げ作るけど、またいつかのおかずの分も作っとこ」

といった具合です。

ただ、7人、8人など大家族の場合はその都度作ったほうが楽かもしれませんね。

量が多くなってすごく時間がかかるので…

”定期的に楽する”

「それいつもやってます!」

という方は是非是非続けて下さい。

「やってなかったなぁ~」

という場合は取り入れてみて下さい。

で、その方法が使えるのが、今回のおすすめ料理、

「ガッツリでかい!和風あんかけ軟らかハンバーグ」

これ1人前200g強のどでかハンバーグ。

食べ応えガッツリでボリュームは絶対満足できます。

でかいだけでなく、軟らかいのも特徴。

普通なら軟らかくするためにパン粉に牛乳を吸わせたものを入れますが、このハンバーグは”出汁”を入れる。

そして、塩を入れずに濃口醤油を加えます。

塩気は醤油で。

こうすることで、ふんわりした軟らかい食感の「和のハンバーグ」に仕上がります。

で、こってりのハンバーグソースではなくあっさりの「和風きのこ餡」をかけて食べます。

少し秋っぽくなったこの時期に合う夕食おかずになると思います。

試食したのですが…

かなりのボリューム感に自分で作って驚きました…

間違いなくごはんのおかずになる”味”に仕上がってます。

今回、3個分(ハンバーグ)のレシピにしてますので、独身の方はそのまま。

ご家族の方は分量を2倍、3倍して作ってみて下さい。

では、ご覧下さい!
↓↓↓

【材料】
(ハンバーグ用)3個分
牛豚合ひき肉…400
たまねぎ…1/2コ(100g)
にんにく…1片
卵…1コ
濃口醤油…小さじ2杯(10cc)
水…70cc
粉カツオ節…1つまみ
黒コショウ…小さじ1/2杯
ナツメグ(あれば)…少々
油…小さじ2杯

《和風あん》(1人前
玉ねぎ…50g
しめじ…1/4P(30g)
春菊…5g
おろし生姜…3gくらい


水・・200cc
粉カツオ節…2つまみ
みりん…大さじ1杯(15cc)
濃口醤油…大さじ1杯(15cc)
清酒…大さじ1杯(15cc)
水溶き片栗粉…10cc
(片栗粉5g+水5cc)

1、挽肉は、冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
2、玉ねぎ半分とにんにくは、みじん切りにします。

(みじん切りの方法は⇒こちら
3、玉ねぎ残りの半分は、3mm幅のスライスにします。
4、しめじは根元を切り落とし、ばらして1つが大きい場合は、二等分に裂きます。
5、春菊は、根を切り落としよく洗い束ねて5~6等分します。
6、みじん切りの玉ねぎとにんにくは炒めます。

フライパンを強火熱し、20~30秒ほどしたら中火にして玉ねぎ、にんにくを入れて炒めます。

油なし

(玉ねぎ、にんにくが焦げない程度の火加減〈中~弱〉にして下さい)
7、全体に熱が通りしんなりしたらボウルなどに移しかえます。

早く冷めるように広げて、自然に冷まします。
8、ひき肉を練って混ぜます。

粘りがでてきたら濃口醤油、黒コショウ、ナツメグを加えさらに練り混ぜます。
9、先の調味料が混ざったら、卵を加えてある程度混ぜ、出汁を少量づつ加えながら混ぜます。

(出汁は冷ましたものを入れて下さい)
10、玉ねぎ、にんにくが冷めたら加えてさらに混ぜます。

3等分に分け、1.5~2cm厚の楕円型のハンバーグに形を整えます。
11、残りはラップで包んで冷凍します。
12、ハンバーグを焼きます。


フライパンを強火で熱し30秒したら油を入れ全体に馴染ませハンバーグを入れます。

弱火にして焼目を付けます。

(確実にくっ付かないフライパンなら油無しでもOK)
13、焼き目が付いたら裏返し反対面も焼き目を付けます。
14、ふたをして2分半~3分蒸し焼きにします。
15、ハンバーグを焼いている間に《和風あん》を作ります。

先に「水溶き片栗粉」を準備しておきます。

鍋に出汁を入れ沸騰してきたら玉ねぎ、しめじを加えて煮ます。
16、野菜が軟らかくなったら、酒、みりん、濃口醤油を加えて混ぜます。

弱火して春菊も加え、水溶き片栗粉を入れて”とろみ”をつけます。
17、ハンバーグが焼けたら少し深さのある器に取りだします。

焼いた後の肉汁が出た油は、少しだけ餡の中に加えて下さい。

(肉の旨味が入って美味しいです)

(焼け具合の判断は、ハンバーグの中央を押してある程度濁りのない肉汁が出るかどうか目安です)
18、熱々の和風あんをかけておろし生姜をのせたら、完成です!

とろ~りあんをハンバーグにたっぷり絡めて食べて下さい、

肉汁ジューシーな軟らか肉がガッツリの量で堪能できます。

是非、作ってみて下さい。

翡翠茄子と牛肉の白味噌炒め

料理が楽しい!にかわる秘訣

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