ズボラ!ひじきの五目煮

”切る”作業がないお惣菜とは…

佐藤です。

今回は、
「包丁を一切使わない!美味しい”ひじき煮”の作り方」を伝授します。

「今日はできれば楽して料理したい…」

”疲れている”、”何か気分がのらない…

”こんな日に限って、

「次の日のお弁当に入れるおかず、もう一品何かいる」

とか、

「夕食のメインのおかずはあるけど体に良いあともう一品の作りおきが何もない」

やっぱり何か作らないといけない…

これ、気が重くなりますよね。

ですが!そんな時におすすめしたい料理があります。

これ、知っていると気が楽になるので、

「今日はできれば楽して料理したい…」と思った時にかなり役立ちます。

キッチンに立つのが億劫になる気持ちをちょっと奮い立たせることもできる。

多分、この料理を知らないままだと次の日の弁当のおかずが貧弱になり、夕食もメインだけの何だかさみしい、栄養不足な献立になるでしょう。

おそらく、疲れて、沈んだ気分がさらに落ち込むことにも…

しかし、この、
「ズボラ!ひじきの五目煮」の作り方を知っていれば切る作業無し!

包丁をいっさい使わない!なので、”楽”できます。

料理で多くの時間を費やすのは、「切る」という作業。

そして、けっこう疲れる作業。

これがまったく”無い”のですからストレスフリーになるわけです。

ある意味「手抜き料理」まな板も使わないし、洗いものも少なくて済む。

もうちょっと詳しく説明しましょう。

「ひじき」といえば、肉類と野菜を加えて焚きますよね。

肉類でよく使われるのは”鶏肉”。

これ通常なら”切る”必要があります。

が、この”ひじき煮”で使うのはミンチ肉。

「挽肉(ひきにく)」です。

これなら、切らずにそのまま入れられる。

で、次、「野菜」は…

生の野菜を使わない。

色々ご意見もあるかもしれませんが今回は、”気が楽になる”を優先して加工品を使います。

ゆで「大豆」、刻んである「たけのこ」、刻んである「油揚げ」こいつらをそのまま加える。

大豆は元々切ったりすることはほとんど無いですが、生の大豆なら”茹でる”手間がかかります。

が、これが無し。

たけのこ、油揚げなど切ってあれば、切る必要なし、バサッと入れます。

今回の、「ズボラ!ひじきの五目煮」は挽肉、ゆで大豆、刻みたけのこ、刻み油揚げを加えますが、切ってある牛蒡、人参、コンニャクなどの野菜を使ってもいいわけです。

ですが!この方法、毎日はおすすめでしません。

あなたの料理レベルの向上の妨げになります。

普段は、生の物を使ってしっかり”切って”頂きたい。

ほんとのほんとに”しんどい”とき”楽して一品作りたい時”だけに使って頂きたいです。

レシピで、最高に美味しく焚けるひじき専用の「極旨”煮汁”」を暴露しているので、レシピ通りに作れば美味しく作れます。

甘味、旨味、しょう油味のバランスのとれた煮汁です。

あなたが、このひじき煮を頻繁に作って、「料理作り」がズボラにならないことを祈って、

詳しいレシピ公開します。
↓↓

【材料】(6~8人前)
(作りおきが可能なので多めの量になってます)
乾燥ひじき…30g
牛、豚合挽き肉…200g
ゆで大豆…1/2P(80g)
千切りたけのこ…1P(100g)
刻み油揚げ…1P(70g)
胡麻油…大さじ1杯(15cc)

《ひじき用極旨煮汁》
水…240cc
清酒…120cc
みりん…240cc
(砂糖で代用するなら100gくらい)
濃口しょう油…60cc
粉カツオ節…小さじ1杯
(できれば塩分の薄いタイプ)
【出し4(5):酒2(1):みりん4:濃口しょう油1】という”割合”になってます

1、乾燥ひじきは、ボウルに入れ湯沸かし器の熱湯で、戻し(ふやかして軟らかくする)ます。

(ひじきが完全にかぶる位の湯を入れて下さい)
2、各材料、袋を開けてザル(ボウル)に入れます。

油揚げは、熱湯を10秒ほどかけた後(油抜き)、潰れない程度に手で搾って水気をきります。

(熱いので水をかけて冷ます)

大豆、たけのこは、流水で3~4回すすぎ、水気をきります。

(防腐効果になるものが入っていることもあるのでよくすすいだ方がいいと思います)

挽肉はそのまま。

ここまで作業を行なう頃にはひじきが戻っているのでザルにあけ、ボウルに溜めた水に浸けて2回すすぎます。

(すすいだら水を変える)

水気をきっておきます。

(手の平で上から軽く押すと水分が搾れます)
3、大きめの鍋を準備し、強火にかけ30秒熱し、胡麻油を入れます。

胡麻油を鍋全体に広げたら中火にして、挽肉を入れてすぐに木へらで混ぜます。

鍋底を削るようにしながら挽肉を炒めます。

(※挽肉が鍋にくっ付くと思いますが、調味料を入れると剥がれるのでくっついても問題ないです)

(激しくくっ付く場合は弱火にして炒めて下さい)

(写真は木ベラの代わりに耐熱ゴムヘラを使ってます)
4、挽肉の色が変わって熱が通ったら、”ひじき”を入れて強火にします。

よく混ぜ胡麻油をひじきに絡ませるように炒めます。
5、胡麻油がひじき全体に絡んだら、大豆、たけのこを加えてさらに炒めます。

(油揚げは早く味がしみ込むので後で入れます
6、大豆、たけのこがひじきと混ざったら、水、調味料を入れます。

酒、水、みりん、濃口しょう油、粉カツオ節の順で加えます。

(アクが出たら、少しだけすくいと取ります)
7、このまま、10分焚きます。

吹き零れない程度のできるだけ強火をキープし、時々混ぜます。
8、10分後、油揚げを加えよく混ぜます。

強火のまま、ここからさらに5分焚きます。
9、煮汁が少し残っている程度に煮詰まったら出来上がり!

火を止めます。

(濃い味が好みなら、ここから弱火にしてさらに3~4分煮詰めて下さい、

煮詰め過ぎると辛くなります)
10、器に食べられるだけ盛り付けたら完成です!

包丁は一切使わないで作れる「旨いひじき煮」です!

しっかり保存すれば、作りおき可能で3~4日持ちます。

是非!マスターしておいて下さい!

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