残った”味噌床”の保存方法

3回目は加熱!

佐藤です。

今回は、「味噌床の保存法」を伝授します。

味噌床は、基本的には2~3回使えます。

例えば…

1回目サワラを漬け、2回目にブリを漬け、3回目は豚肉を漬け込むとか…

できれば、魚を漬けたら次も魚を漬けるのがオススメ。
味噌床に魚のにおいが付いてますから。

まぁ、でもある秘密の裏技を使えば魚の臭いを抑えて「肉」を漬けることも可能です。
(秘密の裏技は近々公開します)

味噌床は、基本3回使えるのですが、3回目になると、浸かりが浅くなるので、新しい味噌を加えたほうがいいです。

それと、味噌床に魚を漬けると味噌が軟らかくなりますが、あれは魚から水分が出るから。

これ、2回漬けた段階でかなり水分が出て、軟らかくなり臭みも加わっています。

このまま、3回目を漬けるとクッサイ、不味い味噌漬けになることも…
(魚に塩をふり水分と臭みを抜く下準備がおろそかになっていると、一段と水分と臭みが出てベチャベチャで軟らかくクッサイ味噌床になります)

なので、3回目を漬ける際は、

味噌を鍋に入れ、練りながら加熱し水分を蒸発させ、
冷めたら新しい味噌を少し加えて混ぜ、3回目の食材を漬け込む…

この方法がオススメです。

ちょっと面倒ですが、このようにすれば、3回目の味噌漬けも美味しく作れます。

で、1回目を漬けて
「次はいいわ…」という場合もあると思います。

これ、捨てるのはもったいない。

基本3回使えますからね。

そこで、ベストの保存方法は『冷凍する』
(といっても完全には凍らないのですが…塩分と糖分が多く凝固点の関係で)

冷蔵保存で、すぐに傷むわけではないですが、菌の増殖が進みやすく、2回目を漬けようと思った時には使えない状態に…

ということもあるので、ラップでしっかり包んで冷凍すれば、菌の増殖も防げ、日持ちさせることができます。

使うときには自然解凍で。

では、詳しい保存方法を説明します!
↓↓

1、ラップを大きく切って、広げます。(漏れてこないように大きめに)

(調理スペース(広げる場所)を濡れ布巾などで少~し湿らせておくとラップがピタッとくっ付いて作業がしやすいです、

乾いているとすべって作業しにくいことも…)

(衛生面を考えるとアルコールで湿らせるのがベスト!)

ゴムヘラを使い、中央に味噌をのせます。
2、手前、右、左、奥側の順でたたみ、味噌を包みます。

(手前→奥→左→右でたたむとラップを外す時に剥がれにくい時があるので、長年の経験で上記の順番で包むようにしています)
3、ステンレスやアルミのバットにのせ、冷凍庫の平らな場所で保存します。

(1ヶ月ほど持ちます)

2回目の味噌漬けを仕込まない場合は、冷凍保存して下さい!

簡単!サワラのワイン味噌漬け、西京焼き

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