白菜と油揚げで最高に美味しい簡単煮物
今回は、「食材の相乗効果で美味しくできる簡単煮物」を伝授します。
佐藤 周生です。
寒くなってくると特に美味しく感じる「白菜(はくさい)」…
秋冬(11月~2月)が旬の白菜は、加熱すると何とも言えない甘みが出て、鍋物や煮物にするとめちゃ美味しい。
葉の方は、ちょいと苦みを感じる場合がありますが、茎の部分は焚くほど甘みが増す…
この美味しい「白菜」を鍋物のわき役だけで使うのは勿体ない…
そこで、今回のおすすめ、
「白才と油揚げのうま煮」
「だし10:みりん2:淡口醤油1」の割合で鍋に煮汁を合わせ、切った白菜と油揚げを入れて5分ほどコトコト焚くだけ。
その後、時間をおくほど味が滲みて美味しくなります。
美味しさの秘密は、白菜の”甘み”と油揚げの”コク”。
油揚げは、揚げてあるので、その油分がコクとなり原料の豆の旨味もある。
そのコクと旨味、それと白菜の甘みが煮汁に溶け出て、その煮汁がまた白菜と油揚げに滲み込みんで美味しくなる…
白菜の自然な甘みが油揚げを美味しくし、油揚げのコクが白菜を美味しくするすごく食材の相乗効果が表れて旨い一品になってくれます。
副菜として、作り置きもOKですし、日本酒のちょっとした肴にもなってくれます。
『白才と油揚げのうま煮』は、家庭料理の定番ともいえそうですが、
「なかなか味が安定しなくて美味しくできない」という方も多い…
その”味の安定”を解決してくれるのが、おなじみ「割合の煮汁」
これ覚えて(メモでもOK)、焚き過ぎさえ注意すれば間違いなく「美味しい味」で安定します。
割合の煮汁で作る煮物は、料理経験の浅かった頃の私でも失敗したことがほとんどありません。
誰にでも使える調理法なので、もし「知らなかった」という場合は是非この機会に覚えて挑戦して頂きたい。
今回の割合の煮汁は、短時間で焚く煮物に適した割合になっています。
詳しくはレシピで確認してみて下さい!
↓↓
【材料】(1人前)
白才…200g
(大きい葉、3~4枚)
油揚げ(大)…1枚
【煮汁】
割合「だし10:みりん2:淡口醤油1」
水…350cc
粉かつお節・・小さじ2杯
※(出汁の代わりに水と粉カツオ節を使っています)
みりん…70cc
淡口醤油…大さじ2杯と小さじ1杯(35cc)
【追記】
料理全般に使える”盛り付けのコツ”ってものがあります。
それは「”高く”盛り付ける」です。
(料理によって高さの加減があります)
このことを意識して盛り付けるだけで料理はかなり冴えて見えます。
立体感が出るように盛り付けると見栄えがよくなり、おいしそうに見せることができるわけです!
是非、やってみて下さい。
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