簡単!フライパンで蒸し焼するだけ!
佐藤 周生です。
私が、地元岡山に帰って働いた居酒屋での話…
この店で一緒に働いたのは洋食店出身で、30歳の店長さんと55歳の私と同じ和食出身の職人さん…
3人で、今後メニューでどんなおすすめ一品を出すかで話し合ってた時でした…
店長が、「こんなお勧め料理はどうですか?」と「アクアパッツァ」という料理を提案してくれました。
「アクアパッツァ」は洋風の魚料理…
私は、別におすすめにしてもいい料理じゃないかと思ったのですが…
「何じゃ!そのわけの分からん料理は?わしはそんな料理できんし、作らんぞ!」と55歳の職人さんは大反対!
「職人」という人たちの多くは大体、頭が固い…
考え方が古いと言った方がいいかもしれません。
とりあえず、知らないことは拒否する…
私はこの時、「自分も和食ばかりにこだわって、頭が固いままだったら、こんなおっさんになってたんだろうな…」と思いました。
店は転々としましたが、そのおかげで、
「どんな料理でも挑戦して、料理の幅を広げる」といった柔軟な考え方になっていったので、「アクアパッツァ」にも特に違和感を感じることもなく、
「美味しそうで、いいんじゃないですか」と最終的にメニューに加わることになった、という話です…
このおかげで、私の料理レパートリーに、新しく「アクアパッツァ」という魚料理が加わったわけです。
「とりあえず挑戦してみる、作ってみる」という考え方、頭が柔軟だったからこそ、 何百種類もの料理が作れるようになったと思っています。
あなたにも、「これは何となく無理かも」と思う料理でも、「意外に簡単にできるかも?」という考え方に変えて挑戦して頂きたいです。
で、「アクアパッツァ」をもう少し詳しく説明しますと…
イタリア料理のひとつで、白身魚、貝類、野菜を白ワインでササっと煮込んだもの。
ということで、今回は、このアクアパッツァをちょっとアレンジしておすすめ。
本家は白ワインを使いますが、日本酒で代用…
なので、「和風アクアパッツァ」です。
アクアパッツァは、酒類で魚介や野菜の素材の味を引き出し、楽しめる料理。
野菜と魚介から出た旨味が日本酒の煮汁と合わさり、それがまた野菜、魚介に滲み込んでいきます。
日本酒と具材とそしてニンニクがふわ~っと香って、これだけで、お腹が鳴ります….
作り方も簡単。
フライパン1つあればOK!
切った魚と野菜をニンニクとササッと炒めて日本酒を加えて3分ほど煮るだけです。
私、これを居酒屋で初めて作った時、「香りがいいなぁ」と感じたのが第一印象。
もちろん味も文句なし。
日本酒と塩コショウだけで、これほど素材の味を楽しめる料理は数少ないです….
簡単レシピを公開です!
↓↓
【材料】 (1人前)
塩シャケ切り身…1切れ(90g)
(甘塩or低塩のシャケ)
玉ねぎ…1/4個
まいたけ…30g
ピーマン…20g(小1/2個)
赤パプリカ…20g(中1/6個)
ヤングコーン…10g(2本)
茄子…30g
ニンニク…1かけ(10g)
清酒…60cc
油…5cc×1、15cc×1
塩、コショウ…適量
(もしあれば、青ねぎの先・・・10cm
乾燥バジル・・・少量)
さっそく、作って下さい!
【追伸】
お酒は必ず清酒を使って下さい。
安い料理酒は不味くなります…
1カップの清酒なら100円~150円で売ってます。
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