ツナマヨと茄子の豆乳クリームドリア丼

【ごはん物】茄子と玉ねぎを具材に豆乳ホワイトソースでドリア風に!美味しさのポイントはこれ「○○○○」!

私はこれがキッカケで「グラタン」が好きになりました…

佐藤 周生です。

丼物が好きな方って多いと思いますが、たまにはこんな丼もいいと思います…

今回は、「豆乳で仕上げるドリア風丼」を伝授します。

突然ですけど、「グラタン」は好きですか?

ホワイトソースに玉ねぎやじゃが芋やマカロニを加え、グラタン皿に入れ、ベーコンやウインナーなどを添えて、チーズをかけてオーブンで焼く…

具材にホワイトソースが絡んだあの何とも言えないマッタリした味。

私、小学生の低学年まではチーズが嫌いで(給食で出てくる硬いチーズを食べて苦手になった)、グラタンも食べたことがりませんでした。

ですが、その頃に広島にいる親戚のおばさんのところへ遊びに行った時のこと…

「昼めしを食べに行こう!」

となりまして、親戚家族と共にちょっとオシャレな喫茶店に連れて行ってくれました。

で、メニューを見ていると私の大好きなウインナー、しかもど~んと特大サイズのものが2本も入っている料理がある…

よ~く見ると「グラタン」と書いてあるではありませんか。

「うわ~グラタンかぁ~チーズが嫌だな」

と思ったのですが、チーズのマイナス面を封じ込めるほど、メニューの写真がめちゃくちゃ美味しそうで、しかも大好きなウインナーが入っている…

「これがいい!」とおばちゃんに言って、思わず注文してしまいました。

で、15分後、出来立ての「特大ウインナーグラタン」が目の前に。

出来立てなので、ホワイトソースがまだグツグツと沸き立ってる。

「あつ!あつっ!」と食べる…

「うわ!美味しい!」…

ジャズが流れている静かな喫茶店だったので、言葉にはしませんでしたが、これが想像以上に美味しかったわけです。

「チーズなんかどこに入ってるの?」というくらいチーズは気にならず、ウインナーのプリっとした食感、そしてホワイトソースが濃厚ですごく美味しい。

(中の具材は玉ねぎとマカロニだったような気がします…)

これが、初めて食べた「グラタン」でした。

このキッカケが無ければ、未だにチーズも苦手でピザも食べられなかったと思います。

こんな感じではじめて食べて美味しかった料理というのは、やっぱり好きになりますよね。

で、「久々にグラタン食べたいな」と思って、考えたのが、

「ツナマヨと茄子の豆乳クリームドリア丼」

「グラタンじゃ、腹が膨れないかもしれない」と思ったので、ドリアに変更。

(※「ドリア」は、ごはんなどの上にホワイトソースとチーズをのせて焼いた料理。
本来はごはんではなくピラフやバターライスを入れるそうです。
しかも「ドリア」は日本で生まれた創作料理だとか)

私、ピラフやバターライスにするのはめんどくさかったので、白ごはんにしました。

具材は、ツナ缶と茄子と玉ねぎ。

材料がこれしかなかったので選択肢無し。

で、ホワイトソースを作るための牛乳が無い。

でも豆乳がちょっと残っていたので、これを牛乳の代わりにしました。

油に小麦を加えて加熱し(ブールマニエ)、そこに豆乳を加えて「豆乳クリ―ムソース」に。

ツナはマヨネーズと混ぜ、茄子と玉ねぎはフライパンでパパっと炒めるだけ。

あとは、丼ごはんにそれらをのせてオーブン(グリル)で焼けばOK。

これ、そこそこ作り方が本格的ですが、作り始めると結構すぐできます。

ツナマヨのさっぱり感と豆乳クリ―ムソースのコッテリ感が中和され、ひつこい味ではなく、食べやすいです。

ご年配の方にもおすすめ。

コッテリ感を強くしたい場合は、ごはんをバターライスやケチャップライスにするといいと思います。

私、ごはん盛り過ぎて、腹がパンパンになりました…

レシピ、見て下さい。
↓↓

【材料】(1人前)
茄子(中)…1/2本
ツナ缶(70g入)…1/2缶(35g)
玉ねぎ(中)…1/4コ
マヨネーズ…大さじ1/2杯
ケチャップ…大さじ1杯
粉チーズ…少量
(ピザチーズなどでもOK《20gくらい》)
乾燥パセリ…少々
ごはん…茶碗1杯分
油…大さじ1杯

【豆乳クリ―ムソース】
豆乳…200cc
小麦粉…大さじ1杯
油…大さじ1杯
(ごま油以外なら何でもOK)
塩…小さじ1/2杯
コショウ…少々

1、玉ねぎ(1/4)は、5mm幅に切ります。
2、茄子(1/2本/縦半分)は、細かく切込みを入れて斜めに5等分に切ります。
3、ツナ(1/2缶35g)とマヨネーズ(大1)をボウルに入れ、コショウ(分量外)を少々入れ、よく混ぜておきます。
4、茄子と玉ねぎをフライパンで焼きます。

茄子と玉ねぎをフライパンに入れ、油(大1)かけて絡ませ、火を付け弱火で焼きます。
5、茄子は3分ほど焼いたら裏返して、表面も3分焼きます。

玉ねぎは混ぜながら軟らかくなるまで炒めます。

どちらも軟らかくなったら、火を止めておきます。
6、茄子と玉ねぎを焼きながら、豆乳クリームソースを作ります。

鍋に小麦粉(大1)、油(大1)を入れて弱火にかけ、混ぜながら加熱します。
7、油と小麦がしっかり混ざったら、豆乳(200cc)を少しづつ加えて混ぜます。(弱火)

※ダマ(固まり)を潰すように混ぜます
8、ダマが無くならないようなら、泡立て器で混ぜて下さい。(弱火)

※滑らかなクリームになります。
9、塩(小1/2)、コショウ(少々)を加えて味付けします。(弱火)

(※画像の赤い物は塩です。岩塩使ってます)
10、よく混ぜたら、味見して薄いようなら塩を1~2つまみ足します。

再度よく混ぜ、味が整ったら出来上がり。(火を止める)
11、焼いた茄子と玉ねぎを加えて、潰れないように混ぜます。
12、丼にごはんを入れます。(茶碗1杯)
13、豆乳クリームをごはんにのせ、茄子を上に盛ります。
14、茄子と茄子の間にツナマヨを盛ります。
15、ケチャップ(大1くらい)をかけ、チーズもかけます。
16、グリル(トースターでもOK)で焼きます。
17、表面が少し焼けたら、出来上がり。
18、受け皿(滑り止めに紙などを敷いておく)にのせて、乾燥パセリをふって完成です。

※器が激熱なので、火傷に注意。

豆乳クリ―ムのちょっとコッテリした味がツナマヨのあっさり感で抑えられ、バランスの良い味で食べて頂けます。

いつもと違う「どんぶり」を食べたい時におすすめです。

是非、作ってみて下さい。

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