ゆで豚バラ肉のピリ辛甘だれ

【酒のアテ】豚バラ肉を軟らかく茹でて、胡麻の風味と奥深い旨味が決め手のピリ辛甘だれをかけるだけ!辛い物好きの方におススメする酒のアテです!

”辛い物好き”にはたまらない特製だれを伝授!

健康料理家 佐藤周生です。

今回は、「夏に食べるべき!?何にでも使える万能”ピリ辛たれ”を使った一品」を伝授します。

まず、先にお伝えしておきたいのですが…

今回お伝えする「特製のピリ辛いたれ」は結構辛いです。

なので「辛いものがすごく苦手」という方にはおすすめできないです。

すいません。

ただ、疲労が溜まりやすく、体調を崩しやすい夏の栄養素補給に非常に効果を発揮する料理です。

なぜなら、たれのベースとなる香辛料に「唐辛子」を使うから。

唐辛子には、疲労回復や抗酸化作用に効果的なビタミンC、ビタミンE、βカロテンを豊富に含みます。

ビタミンCは活性酸素を抑制し、

ビタミンEは活性酸素の連鎖を止め、

βカロテンは活性酸素自体を減少させるため抗酸化作用が非常に強く、病気に対しての抵抗力がUPします。

そして、「唐辛子」と言えば辛み成分の『カプサイシン』

『カプサイシン』には血流を正常化させる働きがあり、その効果は血管の末端まで行き届くので体が温まり、体温UP…

新陳代謝も活発になり、血管内の老廃物の排出されて疲労回復になると。

また、カプサイシンは胃や食道を刺激することで食欲増進にもなります。

適度な量のカプサイシンであれば胃酸過多も抑制するので、胃潰瘍を防止する効果もあることが研究で分かっています。

ということで、辛いというデメリットがある「唐辛子」ですが、

適量であれば間違いなく健康に直結する食材の1つということです。

そこで、今回のおすすめ、

「特製ピリ辛甘だれ」

唐辛子を含む「豆板醤」をベースに生姜・にんにく・胡麻油で風味を加え、しょう油と味噌で旨味が増し、甘味を強くした食べたやすい「たれ」です。

濃度が濃く幅広く料理に使えます。

・野菜炒めのタレ
・ピリ辛スープの味付け
・肉料理・魚介料理・豆腐料理にかける
・生野菜に付けるタレ
・麺類のタレとして…

などなど非常に「万能なタレ」として使って頂けます。

他のタレ類にも共通するのですが、「甘味」を強くすると辛みが抑えられ、他の味と調和されて食べやすくなるのですね。

そして、お酢を少量加えることで、唐辛子の辛みのトゲを和らげることができ、酢の殺菌作用から日持ちさせることもできます。

それと先にも言いましたが「特製ピリ辛甘だれ」は、にんにく・生姜も加えているので、

食欲を引き立てる効果も。

唐辛子のカプサイシンの効果と共にタレ自体が夏バテ防止効果にになります。

で、この 健康的な「特製ピリ辛甘ダレ」を使っておすすめする一品がこれ!

「ゆで豚バラ肉のピリ辛甘だれ」

豚のバラ肉を軟らかく茹で、冷やして厚切り、後は 「ピリ辛甘ダレ」をかけるだけ。

酒の肴にもおかずにもなる簡単な一品です。

で、1つデメリットは軟らかくするために1時間ほどかかってしまうで、あくる日に食べるよう
にして頂くのがおすすめ…

・1日目:豚肉を茹でながら当日の食事を作って食べ、豚肉がやわらかくなったら冷まして冷蔵庫へ。
・2日目:「ピリ辛甘ダレ」を作って豚肉を切ってかける。

2日間に分けて作れば、それほど大変ではないと思います。

「ゆで豚バラ肉のピリ辛甘だれ」

は、基本的には冷製の一品ですが、温めても美味しいので、

直火で軽く炙ったり蒸したり、フライパンで軽く焼いて食べてもOK。

実は私、辛い物が苦手なほうですが、付け合わせに玉ねぎスライスを添えてあるので、同時に食べると「タレ」の辛みが少~し和らいで程よい辛さで食べることができました。

以前、働いていたお店でも「ピリ辛甘ダレ」を使ってましたが。使う調味料のほとんどが業務用。

添加物のせいなのか?なんだか後味が悪かったです。

やっぱり、余計なものを加えてない昔ながらの調味料、食材で作るとおいしいです。

レシピをチャックしておいて下さい。
↓↓

【材料】(2~3人前)
豚バラ肉ブロック…約700g
玉ねぎ…1/4個
大葉…1枚
松の実(あれば)
生姜(塊り)…10g

【ピリ辛甘たれ】(出来上がり約200g)
豆板醤(トウバンジャン)…100g
はちみつ…大さじ3杯(20g強)
酒…大さじ3杯(45g)
酢(穀物酢)…大さじ1杯(15g)
濃口醤油…小さじ2杯
(12g)
味噌…大さじ1杯(18g)
(麦みそなど甘みが強い味噌がいいです)
胡麻油… 小さじ2杯 (8g)
すり胡麻…大さじ3杯(25g)
粒胡麻…大さじ1杯(7g)
おろしニンニク…小さじ1杯(5g)
おろし生姜…小さじ1杯(6g)

1、豚バラ肉は、表面をササっとフライパンで
焼きます。
(全体にキツネ色の焼き色がつけばOK)

2、焼いたら鍋で茹でます。
生姜(10gくらいを適当に切る)・水(2リットル)を入れ、強火にかけ
沸騰後、中火にして1時間~1時間30分茹でます。

3、串などを赤身部分に刺して、力をいれず貫通するくらい軟らかくなって
いればOK。(硬い場合はさらに30分茹でる)

湯から引き上げ、皿などに乗せそのまま冷ます(丘上げ)。冷めたら冷蔵庫で
冷やしておきます。

4、「ピリ辛甘たれ」を作ります。

トウバンジャン100g、はちみつ(20g強) 大さじ3杯 、(45g) 大さじ3杯
(15g) 大さじ1杯、濃口醤油 (12g) 小さじ2杯 、胡麻油 (8g) 小さじ2杯
すり胡麻 (25g)大さじ3杯、つぶ胡麻 (7g) 大さじ1杯、おろしニンニク
(5g) 小さじ1杯、おろし生姜 (6g) 小さじ1杯

ボウルで合わせてよく混ぜておきます。

5、玉ねぎは薄切りにして、冷水でササっとすすぎ冷蔵庫で冷やして
おきます。

6、冷やして硬くなった豚肉を切ります。
5mm幅の厚切りにします。

7、平皿に薄切り玉ねぎとを大葉を敷き、豚肉を少しずらして盛ります。

上から「ピリ辛甘だれ」をかけます。

8、飾りに松の実(あれば)を散らして完成です!
(粒胡麻を飾りにしてもきれいです)

バラ肉は脂身が多く、冷やすと「ちょっと食べにくい」と感じる場合も
あるので、蒸したり、フライパンでササっと焼いたりして温めてから
食べると脂身も美味しく食べられると思います。

ピリッと辛い料理が食べたい時の一品です。

是非作ってみて下さい。

さばのウコン揚げおかずサラダ

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