【味噌とチーズが合う、これがその証拠…】
健幸料理家 佐藤 周生です。
今回は、
「サバ缶の”みそ煮”を使った簡単一品」
を伝授します。
「魚は健康に良いたんぱく源」ということで、魚を食べる方も多いと思います。
そんな中でも、特に青魚は他の食品から摂れにくい「栄養素」が豊富。
「不飽和脂肪酸」はその代表ですよね。
EPA・DHAは青魚に多く含むというのはご存じのはず。
血液や血管の状態を良好に保つ、素晴らしい栄養素。
中性脂肪値やコレステロール値を下げたり、コレステロールでもLDL(悪玉)を減らし、HDL(善玉)を増やしたり、血栓溶解、血小板の凝集防止、血管拡張などなど、
脳卒中、心疾患といった一瞬で命を奪う病気を回避できると。
できれば、新鮮な生の青魚を食べるのがおすすめですが、仕事で忙しくじっくり料理する時間が無い場合もあると思います。
また、魚を下処理から調理するとなるとけっこう大変…
そこで、おすすめはやっぱり、これ…
「サバ缶」
ちょっと想像して頂きたい。
サバ缶を使った料理…
例えば、サバ缶ツナマヨサラダ、サバ缶スープ、サバ缶のトマト煮などなど…
手軽なものが多いので、パパっと作れるイメージがありますよね。
そんなサバ缶の中でも水煮は塩味だけなのでアレンジが効きやすいのですが、「味噌煮」となるとアレンジは結構難しい…
なぜなら、味噌という味がしっかり付いているので、ヘタに味を変えたり、何かと合わせても、なかなか美味しくならないのです。(煮物なら美味しくできます)
そのまま食べたほうがいい…
ですが、”これは合う!”といえる食品があります。(私が知る限りで)
それが「チーズ」。
例えば、リゾットというチーズを加える”おかゆ”みたいな料理がありますよね。
(実際は、おかゆではないですが…)
あれ、味噌汁を使って作ると結構おいしい。
ごはんと味噌汁を煮込んでチーズを加える…
そう、味噌とチーズって合うのです。
おそらく、どちらも発酵食品だから。
この特徴を利用したのが今回のおすすめ、
「サバ味噌煮と豆腐のねぎチーズ焼き」
豆腐とサバ缶の味噌煮をそれぞれ温め、耐熱皿に入れ、あとはネギをちらして、チーズをのせて、トースターで数分焼くだけ。
10分もあれば作れます。
サバの味噌煮とチーズがこってりした味なので、豆腐とネギを加えることで、ひつこさを抑えた味に仕上げることができます。
この料理は完全に酒のアテ…
間違いなくビールが合うと思います。
と言いますか、ビールにすごく合ってました。
わたしビール飲みながら、この料理食べて、「合うな、これ…」と思ったので…
久々にビールにピッタリのアテを見つけた瞬間でした。
EPA・DHAを手軽に摂るための簡単レシピ、公開します!
(【※注意※】動物性たんぱく質は消化負担が強く、頻度多く食べないほうがいいです。チーズも魚も…たんぱく源には植物性がおすすめ)
↓↓
【材料】(1~2人前)
さば味噌煮缶…1缶(150g)
もめん豆腐…1/2丁(150g)
青ネギ…1本(15g)
ピザチーズ…30g
(スライスチーズでもOK)
【豆腐の茹で湯】
水…300cc
濃口醤油…大さじ1/2杯(8cc)
豆腐とサバをまとめてすくい取って食べて下さい。
サバ味噌の風味の後に、チーズの濃厚な味がして、ネギでその濃厚さが抑えられ、豆腐で後味がまろやかになる…
是非、ビールのアテに作ってみて下さい。
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