野菜を炒める時に早く熱を通す方法
佐藤です。
今回は、
「早く熱を通す炒め物の”コツ”」
を伝授します。
「野菜炒め」で、キャベツ、もやし、
人参など油で野菜を炒めると、
熱を通す(軟らかくなる)までに、
”焦げ付いて”しまうこともあると
思います。
強火で炒めているとなおさら…
常に混ぜながら炒めたとしても
キャベツなどは特に”焦げ付き”やすい。
が、
これを回避する、
「野菜に早く熱を通す方法」
があります。
それは、
”少量の水分を入れる”です。
炒めている時に
少量の水、または酒を入れます。
これらを入れると「半蒸し焼き」に
できます。
”焼く”に”蒸す”も加わり、全体に熱が
伝わり通りやすい状態になる。
だから、早く熱を通せるのです。
しかも水分が入るので”焦げ付き”
にくくなります。
ただ、
入れすぎると野菜が”ベチャッ”と
なり、味も水っぽくなるので”少量で
抑える”ことがコツです。
炒め時間を3分~4分に短縮できます。
今回は、この方法を使って
「春キャベツと芽ニンニクと鶏肉の
和風オーロラソース炒め」
を伝授します。
スーパーには、春の訪れを
感じさせる軟らかい”春キャベツ”が
並び出します。
これと芽ニンニクと鶏もも肉を
使った簡単、炒め料理!
味付けは”フライ”、”カツ”などに
使う「オーロラソース」。
マヨネーズとケチャップを混ぜた
ソースですね。
これにちょっと「しょう油」を加えて
和風仕立てにします。
あとはこのソースで炒めるだけ。
ごはん3杯は、食べられる、
おかずになる逸品です。
実際、私晩めしにこれを作りましたが
ごはんおかわりして、3杯半も食べ
ちゃいました。
それでは、詳しくレシピで説明します!
↓↓↓
【材料】
春キャベツ…1/8個(150g)
芽(茎)にんにく…6~7本(50g)
鶏もも肉…小1枚(200g)
片栗粉…15g
サラダ油…大さじ1杯(15cc)
水(酒)…20cc
【特製オーロラソース】
ケチャップ・・・15g
マヨネーズ・・・15g
みりん・・・大さじ(15cc)
濃口しょう油・・・小さじ1杯(5cc)
1、キャベツは、4cm角の大きさに切ります。
2、芽ニンニクは、4cm幅に切ります。
3、鶏もも肉は、縦2等分に切ります。
4、それぞれ4~5等分に切ります。
包丁を斜めにして、削ぎ切りにします。
(速く熱を通すため広く薄く切ってください)
5、切った鶏肉をボウルに入れ、片栗粉を均等にまぶします。
6、ボウルにケチャップとマヨネーズを入れてよく混ぜます。
続けて、みりん、濃口しょう油も加えてよく混ぜておきます。
(一度に全部の調味料を入れて混ぜると、写真のように
マヨネーズのダマ(固まり)ができるので、濃度の濃い
調味料に薄い調味料を少しづつ混ぜるといいです)
7、フライパンを強火で熱し、サラダ油を入れます。
煙が出る直前に火を弱め、肉を入れます。
皮の付いている方から焼いていきます。
両面3分づつ焼きます。
8、ボウルなどに焼けた鶏肉を取り出します。
9、フライパンは洗わず、炎がフライパンの
底に届かない弱火で芽にんにくを1分炒めます。
10、弱火のままキャベツを加えてさらに炒めます。
11、水を20ccほど入れます。
(キャベツに早く熱を通せます)
キャベツが少し柔らかくなるまで
混ぜながら炒めます。
12、【オーロラソース】を入れます。
13、【オーロラソース】が全体に
からんだら火を止め、出来上がりです!
14、器に小高く盛り付け、白胡麻を散らして完成です。
『少し水分を加える』
早く熱を通せて、時短になります。
野菜炒めなどにも応用できます。
入れすぎると味が水っぽくなるので
必ず少量に抑えてください。
是非!試してください。
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