「コリコリ大根のけんちん汁」と、 「鶏むね肉のピカタ風おかずサラダ」

★冷蔵庫の残り物で作る!ガッツリ2品献立 その5
切干大根をそんなところに・・・

佐藤です。

先週に引き続き
「冷蔵庫の残り物で作る!ガッツリ2品献立」を伝授します。

今回は、5人目の方の食材。

”ホウレンソウ、たまねぎ、いんげん、切り干し大根、乾燥ゆば、たまご、とうふ、とり胸肉、ウインナー、もち”

の10個。

今回は、野菜とたんぱく質系のバランスがいいですね。

献立を考えやすい。

で、これまでに頂いた食材を見て私が思ったのは、

「皆さん、大体おんなじだな…」

ってこと。

私も、同じなのですがやはり、卵、豆腐、チーズ、肉類(魚類)、これらを買い揃えていますよね。

多分、これらを買う理由は…

「すぐに使える」
「料理しやすい」
「なんとなく安心」
「たんぱく源になる」
「朝、昼、晩どの食事にも使える」

などのメリットがあるからではないでしょうか?

ほんとにね、私の家の冷蔵庫も、卵と豆腐と納豆と肉系は、常に保存されて切らしたことがないです。

みんな、おんなじですね。

と、いうことはこれらよく使う食材の献立の立て方、料理への使用法が分かれば多くの方に役に立てて頂けるのでは?と思いました。

ということで、

”ホウレンソウ、たまねぎ、いんげん、切り干し大根、乾燥ゆば、たまご、とうふ、とり胸肉、ウインナー、もち”を使った、
今回の2品献立は…

「コリコリ大根のけんちん汁」
と、
「鶏むね肉のピカタ風おかずサラダ」

です。

簡単にいうと「汁もの」と「おかずサラダ」

一品目
「コリコリ大根のけんちん汁」

けんちん汁とは豆腐が入った汁物のこと。

豆腐が入った料理は大体”けんちん”といいます。

「けんちん焼」「けんちん蒸し」など。

細かく説明すると長くなるので割愛しますが、魚を使ったけんちん料理など色々とあります。

で、この献立のけんちん”汁”は、”切干大根”をコリコリ食感の食材として使い、”ウインナー”でコクと旨味を出す。

「もち」でボリューム感が出て、湯葉ととうふが入ってさらに具だくさんの汁物になってます。

青色(緑)のいんげんで彩りも添えられます。

みりん、薄口しょう油が味のベース。

お吸い物をちょっとだけ濃くした味。

豆腐で水っぽくなるので少し濃い味が丁度いいのですね。

これ、食材を順番に入れて焚くだけで簡単に作れます。

そして、2品目は、
「鶏むね肉のピカタ風おかずサラダ」

これは、肉、魚などを溶いた卵にくぐらせてフライパンで焼く”ピカタ”という料理を、ほうれん草、玉ねぎのサラダにのせただけのお手軽な「おかずサラダ」です。

青色、黄色が引き立ち見た目だけで、食欲が増してきます。

卵のフワフワ感と軟らかい鶏むね肉が高相性。

サラダと合わせて食べればあっさりで食べられます。

「コリコリ大根のけんちん汁」はもちが入って、十分なボリュームがあるので、主食のごはんは無しでもいいのではないかと思います。

私、腹が減っていたのでこの2品すぐに食べたのですが、
けんちん汁は、切干大根のコリコリ感がいいですし、
ピカタサラダは、野菜との組み合わせがいいので、どんなドレッシングも合うような気がしましたね。

ちなみに私は、マヨネーズにフレンチドレッシングをシェイクしてかけました。

これ、旨かったです!

参考レシピをみて下さい。
↓↓

【材料】
★コリコリ大根のけんちん汁
切干大根…10g
湯葉…10g
(乾燥タイプでも生タイプでもOK)
豆腐…1/3丁(100g)
(絹、もめんどちらでもOK)
もち…2個
ウインナー(小)…3本
いんげん豆(中)…4本(15g)
黒胡麻…少々(もしあれば)


《けんちん出し汁》
(おおよそ出し汁16:酒1:みりん1:薄口しょう油1の割合になってます)
切干大根の搾り汁…少々
水…400cc
(カツオ節でとった”出し汁”でもOK)
酒…20cc(大さじ1杯+小さじ1杯)
みりん…20cc(大さじ1杯+小さじ1杯)
薄口しょう油…20cc(大さじ1杯+小さじ1杯)
粉カツオ節…小さじ1杯
(※”出し汁”を使用する場合は必要ありません!)

★鶏むね肉のピカタ風おかずサラダ
鶏むね肉…100g(一枚の約半分)
卵(L玉)…1個、(”S玉”くらいがベスト)
ほうれん草…2カブ(50g)
玉ねぎ…1/4個(50g)
オリーブ油…小さじ1杯
塩、コショウ…少々
乾燥パセリ…少々
お好きなドレッシング…適量

1、切干大根は、熱めの湯で戻します。

(熱いほうが早く戻るので)
2、玉ねぎは、極薄のスライスにします。

(切る方向は繊維に対して平行。

繊維に沿って切る。

反対側から切ってもいいですが、水に浸ける辛味と栄養両方とも多く抜けます)
3、ほうれん草は、根元を切り落としボウルに溜めた水でよくすすぎ洗いします。

(根も葉も両方よく洗う、けっこう土が付いてるので)

水気をきり、束ねて3~4cm幅に切ります。
4、ボウル(ザルをはめる)に玉ねぎ、ほうれん草を入れ冷水に1分ほど浸けます。

その後水気を水気をきっておきます。(ほうれん草サラダ)
5、いんげんは根元を切り落とし、2cmの長さになるように斜めに切ります。
6、ウインナーは1本を縦4等分に切ります。
7、鶏むね肉は、繊維に逆らって斜めに削ぎ切りにします。

(5~6等分になるように平らに切ります)
8、バットなどにのせ、塩、コショウを軽くふります。
9、切干大根が戻ったら、ザルに空け戻し汁を捨てます

鍋に400ccの水を入れ、強火にかけます。

切干大根を片手(両手でもOK)でにぎり、搾り汁を鍋に入れます。

(強く握りギュ~っと搾って汁を鍋に入れて下さい、

切干大根の風味が入って香りのイイ汁物になります)
10、4等分くらいにザクザクと切ります。
11、切った切干大根を鍋に入れて沸騰後、中火にしてぐらぐらと5分茹でます。
12、5分後、酒、みりん、薄口しょう油、粉カツオ節を加えます。
13、調味料を加えたら、いんげん、ウインナーを入れて、続いて豆腐を手で一口サイズにちぎり、加えて強火にします。

再度沸騰してきたら、中火に戻して5分焚きます。
14、ここで、「もち」を焼きます。

トースターで4~5分、軟らかくなるまで焼きます。
15、餅が焼けたら鍋に入れます。続けて湯葉も入れます。

(一口サイズにちぎって入れます、

乾燥タイプも水で戻さず、ちぎって直接入れて下さい)

一品目はこれで出来上がり!火を止めます。

(写真の湯葉は豆乳から手作りしました…

行き付けのスーパー、乾燥湯葉が品切れだったので…)
16、2品目、「鶏肉ピカタ風おかずサラダ」を仕上げます。

平皿に(4、)のサラダを平らに盛っておきます。
17、鶏むね肉の”ピカタ”を作ります。

ボウルに卵1個を割り入れ、よく混ぜます。

(卵白が見えなくなる程度に混ぜる)

フライパンを”中火”で熱し、オリーブ油小さじ1杯入れます。

1分後(8、)の鶏むね肉を卵にたっぷり付け、焼いていきます。

(ホントは小麦粉を鶏肉にまぶすのですがズボラしてます…)
18、弱火にして焦げないようにじっくり焼きます。

(卵が残った場合は全部流し入れて下さい)
19、1分半後、菜箸で切り分け、裏返して反対面も1分半焼きます。

(できるだけ焼目が付かないように超弱火で焼いて下さい、

黄色に仕上げた方が綺麗なので)

(写真は若干火が強かったため焼目が付きましたが…)
20、焼けたら、ほうれん草サラダの中央よりに盛ります。
21、(20、)にドレッシングをかけ乾燥パセリを散らし、出来上がり!

(15、)を再度温めて、器(お椀)に盛り、黒胡麻を散らします。

これで「2品」完成です!

切干大根のこんな使い方、是非!参考にして下さい。

「こんがり!じゃが芋とウインナーのチーズ焼バジルの香り」&「セロリとブロッコリーの梅しらす和風」

「鶏ささ身肉のしそ挟み焼き」&「シャキシャかぶらキサラダ&豚スペアリブとコッテリ煮玉子」

関連記事

  1. 「焼き魚をいつもより美味しく食べる方法」

    お手軽炭焼き!インスタントコンロとは?佐藤です。今回は、「焼き魚をいつもより美味し…

  2. 胃を修復する!ネバネバ豆腐

    「叩きオクラとなめこのネバネバ出し冷やっこ」佐藤です。今回は、「胃を修復…

  3. 生姜の効いた具だくさん!けんちん豚汁

    グチャグチャの豆腐が...佐藤です。今回は、「冷えた体を温める汁物」を伝授します。…

  4. 胡麻香る!”焼き”出し豆腐

    【焼き”出し豆腐とは?】佐藤です。今回は、「フライパンでできる、揚げだし豆腐」を伝…

  5. ぶりの照り焼き

    『究極のシンプル照り焼きタレ!』佐藤 周生です。今回は、「甘過ぎず、しょう油辛くな…

  6. かつお旨だし!ねばねばモロヘイヤの健康冷やっこ

    「一丁700円の豆腐にこだわると...」佐藤 周生です。冷たい豆腐…”冷奴…

  7. 豆腐とちりめんジャコとチップスのカリカリサラダ

    「サラダを最後まで美味しく食べる簡単なひと工夫」佐藤 周生です。今回もサラダレシピ…

  8. あなたの冷蔵庫の残り物で、 献立考えます!!

    献立考えます!!佐藤です。今回はこれ!、「あなたの冷蔵庫の残り物で献立考え…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最新記事

カテゴリー一覧

厳選レシピ&健康情報

2025年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
PAGE TOP