栄養と美味しさを両立させる煮物法!
佐藤です。
やっぱり冬は「大根の煮物」がかかせませんね。
今回は、「豚バラ肉と大根の煮物」を伝授します。
この「豚バラ大根の煮物」、検索すればレシピがたくさん出てくるのですが、ほとんどのレシピが”直焚き”。
「直焚き」とは、食材を下茹でせずに煮汁で焚くことです。
これはこれで、ちょっと時短になるのですが、やはり下茹でしない分、大根のエグミが残っている。
できれば、エグミより、大根の甘みを強く感じられる煮物のほうがいいですよね。
となると、「下茹で」が必要。
でもこれ、栄養が抜けちゃうのです。
特にミネラル分やビタミンは茹でると溶け出る…
栄養を摂るために食事するわけで、できるだけその栄養を逃がさないようにしたい。
そこで、両立できないかと考えたのが、この方法。
どうやるのか?というと下茹でした茹で汁を煮汁で使います。
これなら、溶け出た栄養も煮汁のほうに残っているので、ある程度摂ることができますし、大根のエグミは抜けているので、甘くておいしくできます。
でも、煮汁のほうで、エグミを感じるのでは?と思うかもしれませんが、味付けするとほとんど気にならないです。
これが「直焚き」して、大根のほうにエグミが残ったままだと、強く感じるのですね。
また、下茹での時間が調理時間を長くしてしまいますが、茹でている間はほったらかしにできるので、他の作業に当てられます。
下茹で時間は10分弱なので、その間にもう一品作ることも可能。
この「茹で汁を煮汁」にする方法は、他に煮物でも活用できるので、是非取り入れて頂きたい。
大根の煮物は、多くの方がおでんでその美味しさを知っておられるので、多くは語らないでおきます。
豚肉のコクと旨味が大根に滲みるので、美味しくならないはずが無いですから…
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(2~3人前)(作り置き可)
豚バラ肉スライス…100g
大根…中サイズ1/2本(400~500g)
刻みネギ…少量
一味唐辛子…少々
【煮汁】
割合「だし12:みりん2:濃口醤油1」
大根のゆで汁…540cc
みりん…大さじ6杯(90cc)
濃口醤油…大3杯(45cc)
粉カツオ節…小さじ1杯
副菜になる作り置き料理としても役立つと思います。
冷めたらタッパなどに入れて冷蔵保存して下さい。
4、5日持ちます。
「冬の簡単大根の煮物」として、是非作ってみて下さい。
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