自慢できる「ブリの味噌煮」
佐藤です。
今回も、『玉みそ』で作れる料理で、
「味噌で煮る!ブリのみそ煮」
を伝授します。
『玉みそ』で作る料理は、今回で終わりにしたいと思います。
まだまだ、たくさんあるのですが、きりがないので今回で区切りつけますね。
で、最後は玉味噌で「魚の煮物」魚を『玉みそ』で煮込むだけです。
味噌煮といえば、「さばの味噌煮」を思い浮かべますが、今回の魚は「ブリ」
これを味噌煮にすると旨いんです。
さらに美味しくするため、冬野菜の”かぶら”を豪快に加える。
”かぶら”ではなく、大根と焚く「ブリ大根みそ煮」という方法もあったのですが、大根は熱の通りが遅く、調理に時間がかかります。
忙しいあなたが作る料理ではないと思い、大根より熱の通りが早い「かぶら」にしました。
「ブリとかぶらの味噌煮」
あまり知られていない料理なので、新しい料理に思うかもしれませんが、実はこれ、会席料理の煮物として加える和食の職人さんがたくさんいます。
ですから、もともと有った料理です。
職人さんが作る”魚の煮物”と聞くと「作るのが難しいのでは?」というイメージを持ったかもしれませんが、そんなことはありません。
私が簡単に作れるようにアレンジ。
煮汁に『玉みそ』に合わせみそを少量加えて混ぜ、【みそ煮汁】を作る。
その中に、ザックリ下茹でした「かぶら」と「ブリの切り身」を入れて10分ほど煮るだけ。
あなたにも簡単に作れます。
冬が旬で、脂がのった「ブリ」と、熱を通すと甘みが増す「かぶら」は、どちらも”みそ”との相性抜群。
「さばのみそ煮」をもう少し上品に仕上げたような料理ですね。
これ、母親に試食してもらいまして…
私の母親は、介護施設で10年以上調理にたずさわっていたのですが、「ブリをみそで焚く料理」は知らなかったようで、
「へぇ~、ブリを味噌で焚くんだ…」
と感心しながら食べてました。
これが作れたら、周りの人に自慢できます。
「え!こんなの作れるの!?」
と驚かせることができるはずです…
すぐにレシピをみて「ブリの味噌煮」をあなたの”十八番料理”にしてください。
↓↓
【材料】(1人前)
ブリ切り身…2切れ(70g×2)
葉付きのかぶら(小)…2個
一味唐辛子…少量
【みそ煮汁】
水…400cc
酒(清酒)…50cc
みりん…15cc(大さじ1杯)
万能『玉みそ』…50g
合わせ味噌…15g
一味唐辛子のピリ辛さがブリの臭みを抑えます。
かぶらと味噌、ブリと味噌、どちらも味噌によく絡めて食べると旨いです。
特にかぶらは、最高の味です。
甘みを感じられます。
味がよくしみ込んだ状態で食べたい場合は、鍋に入れたまま一晩おいてください。
(冬場は冷蔵庫に入れなくても大丈夫です。
一番冷える場所にふたをしておき、あくる日温めて食べてください)
一晩おけば、芯まで味がしみ込んだ最高の状態で食べられます。
今回伝授した『味噌煮』はブリの他にさば、サワラ、タイなどで応用できます。
煮付けにできる魚なら、ほぼどんな魚でも美味しくなります。
作り方も同じです。
あなたが、これをふまえておけば、ブリに限らずいつでも美味しい『魚の味噌煮』を作って食べられます。
必ず!作ってみてくださいね!
一度作れば、
「”魚の味噌煮”なんか簡単!」
と感じられるようになりますよ。
そして、自慢できます…
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