「まったり濃厚な和え物とは?」
佐藤です。
「和えもの」というとほうれん草の胡麻和えとか胡瓜の酢の物などが定番です。
レシピ本、レシピサイト、どこをみても同じような和え物が多い…
特に「胡麻和え」は、飽きるほどたくさんのレシピがあります。
ですが、和え物は身近な食材でもっとアレンジできます。
要するに、和え物レパートリーは簡単に増やせるわけです。
和え物の種類が多いと献立作りにも苦労しません。
「あと一品」がすぐに思いつくようになります。
で、和え物には「和え衣」が必要。
胡麻を使った「和え衣」以外ですと…
大根、にんじん、おから、梅干し、からし、わさび、海苔、昆布、玉子、納豆、酒かす、味噌、数の子、塩辛、魚の肝など、
これらは「和え衣」になります。
それぞれの「和え衣」で食材を変えて5種類できるとして75種類もの和え物が作れるわけです。
定番の”胡麻和え”を加えれば80種を越す。
これ、ここで全部作り方を伝授すると長くなるので、上記の中からは1つ、簡単で変った「和え衣」を伝授します。
「卵黄を和え衣にする」食材にしっかり目に下味を付け、”生”の卵黄で混ぜるだけ。
簡単ですが、味は面白い。
舌に絡む黄身のまったりした感覚。
さっぱりしているようで、濃厚な味に感じるちょっと変わった和え物です。
卵黄によって”コク”が加わる。
ほうれん草、小松菜、水菜、三つ葉など菜っ葉類全般で作れますね。
焼鳥屋で”卵黄に絡めるつくね”を食べたことがある方は分かると思います、あの濃厚でまったりとした味わい…
「まったり濃厚なチンゲン菜の黄身和え」は、あの感覚に近く、さらにあっさり。
定番和え物に飽きたときのマル秘一品として覚えておくと、いつもと違う和え物を楽しんで頂けると思います。
簡単レシピで丸暗記して下さい。
↓↓
【材料】(2~3人前)
チンゲン菜・・・2束
卵黄・・・3コ
刻み海苔・・・少々
《煮汁》
割合【出汁6:みりん1:淡口醤油1】
出汁・・・300cc
(水300cc+粉かつお節小さじ1杯)
みりん・・・50cc
淡口醤油・・・50cc
食べる分だけづつ卵黄と和えて下さい。
和えておいて置くと傷みが早いです。
他の菜っ葉類でもできますのでもし今、菜っ葉があればすぐにでも作ってみて下さい。
追記:
残った卵白は、卵料理で混ぜて使って下さい。
この記事へのコメントはありません。