マセドアンサラダって何?

「食材、腐る前に無駄なく使い切る! 佐藤の思いつき料理”4日目”」

「海老と豆腐とゴボウの食物せんいタップリ!

とろとろ玉子とじ」

「皮付き野菜のマセドアンサラダ」

佐藤です。

「食材、腐る前に無駄なく使い切る!

佐藤の思いつき料理」

4日目になりました。

食材の大きさ、量によって若干差があると思いますが、

前回までに、茄子、とうもろこし、フリルレタス、

ルビーレタス、トマトは使いきっていると思います。

今回で、玉ねぎ、じゃが芋、人参、胡瓜、豆腐を2品の料理だけで使い切ります。

「海老と豆腐とゴボウの食物せんいタップリ!とろとろ玉子とじ」

と、

「皮付き野菜のマセドアンサラダ」

の伝授です。

「海老と豆腐とゴボウの食物せんいタップリ!とろとろ玉子とじ」

は、海老と豆腐が入った柳川鍋をイメージした玉子料理です。

柳川鍋と言えば、ゴボウがたっぷり。

この料理もガッツリ100gのゴボウを使用し、

「食物せんい」がしっかり摂れます。約5.7g。

食物せんい1日の必要量は20g。

ですから、この料理だけで1日の1/4強が摂取できますね。

ゴボウのシャキシャキ食感、豆腐と玉子のとろ~り軟らか食感、

さらに海老のプリプリ食感まで楽しめる、

ガッツリのボリューム料理です。

「皮付き野菜のマセドアンサラダ」

の、”マセドアン”とは、おフランス語

で「さいの目切り」の意味です。

サイコロのような角切りですね。

食材をサイコロ型に切って茹でて、マヨネーズと合えるだけの

「簡単サラダ」。

これも、じゃが芋、人参、胡瓜、玉ねぎの

ホクホク、シャキ!などいろんな食感が楽しめる料理です。

で、

じゃが芋、人参は皮を剥かずに使っているので、皮の栄養も逃さず摂れます。

「マセドアンサラダ」は、 私が、調理専科の高校に

通っていた時に洋食の基本として始めて学んだ料理。

始めて学んだ料理というのは、印象に残っていて、不思議と忘れないものです。

他の野菜でも作れますし、野菜を小さく切りますから、

中途半端な食材が残っていて、使いきりたい時にも役立つ

「サラダ料理」ですね。

今回2品だけの献立レシピ公開します!

↓↓

【材料】
海老(バナメイ)・・・中6尾
もめん豆腐・・・1/3丁
洗い牛蒡・・・100g(太い方1/2本)
卵(L玉)・・・2個
刻みネギ・・・適量

《玉子とじ煮汁》
水・・・180cc
みりん・・・60cc(大さじ4杯)
酒・・・30cc(大さじ2杯)
濃口しょう油・・・30cc(大さじ2杯)
粉カツオ節・・・小さじ2杯
じゃが芋(中)・・・1個
玉ねぎ・・・1/4個
人参・・・1/3本
胡瓜・・・1/2本
マヨネーズ・・・25~30g
塩、コショウ、パプリカ適量

もし、刻みネギを前回の献立で使い切った場合は
1本分斜めに細く刻んでおきます。
ザルに入れ流水で3回すすぎ、水気をきります。


(前回の刻みネギが残っている場合は、気ざまなくていいです)
※野菜類は、流水できれいに洗っておきます。

1、人参は、皮つきのままタテ1cm幅に切り分け(3~4枚)、
それを1cm角のサイコロ型になるように切ります。
2、鍋に500ccの水を入れ、塩も2つまみ、
人参も入れて、強火にかけます。

切った人参は、包丁にのせ手で添えながら鍋まで持って
くれば、一作業で入れれます。

沸騰したら、中火にして軟らかくなるまで茹でます。
3、じゃが芋は、”芽”をくり貫いておきます。(ピーラーの横に
付いている「”芽”抜き」でくり貫けば簡単に取れます)

皮付きのまま、1.2cm幅のタテ輪切りにします。
4、人参と同じように、サイコロ型に切ります。

(人参より少し大きめのサイコロ型に切ります、人参より
熱の通りが早いので。全体の食感のバランスもよくなります)
5、胡瓜も、じゃが芋にあわせたサイコロ型に切ります。
タテ4等分にしてそれを1.2cm幅で切ります。
6、切った胡瓜をボウルに入れ、塩一つまみを入れ、
混ぜてこのままおきます。
7、玉ねぎは、1.2cm角に切ります。
8、人参を1つ食べてみて、少し軟らかくなって
入れば、じゃが芋を入れ中火のまま、さらに茹でます。
9、 人参、じゃが芋を茹でながら、次の作業を進めていきます。

もめん豆腐は、四角型で6~7等分に切ります。
10、”ささがき牛蒡”します。

「洗いゴボウ」なのでササっと洗ったら、ピーラーで5cmくらいの
長さになるように、左手でゴボウを回しながら
シャッ!シャッ!と削ります。

(最後、削りにくくなったら包丁で細く刻みます、
すぐにボウルに入れます)
11、流水で3~4回すすぎ洗いし、水気をきっておきます。
12、じゃが芋も、1つ食べてみて少し噛み応えがある程度に
軟らかくなっていたら、玉ねぎを加えます。
13、玉ねぎが軟らかくなったら(1つ食べる)、
ザルにあけ、そのまま自然に冷まします。
(水分が程よく水分が抜けます、”丘上げ”)

(※急いで冷ましたい時は、荒熱がとれたくらいに、
ザルごと冷蔵庫に入れておけば早く冷めます、ラップはしません)
14、海老は、殻を全部剥きます。尾の部分はつまんで
ジワ~っと引っ張ると身が残ることなくきれいに取れます
15、背わたを引っ張りぬきます。
(上手く取れない場合は、包丁で背を少し切り開き、
包丁の先で引っ張り出します)

流水で洗って水気をきります。
16、「マセドアンサラダ」を仕上げます。

茹で野菜が冷めたのを確認できたら、胡瓜をササっとすすぎ、
キッチンペーパなどで水気をふき取っておきます。
17、ボウルに、茹で野菜を入れ、胡瓜を加え、
マヨネーズも加えてよく混ぜます。
(小鉢に盛って冷蔵庫で冷やします、
量が多いので半分盛ります)

出来上がり!
18、「海老と豆腐とゴボウの玉とじ」作ります。

小さい平らな鍋、もしくは小さいフライパンに”玉子とじ煮汁”の
水、調味料を合わせ、強火にかけます。
19、”煮汁”が沸騰したら、ささがき牛蒡を入れ、2~3分焚きます。
(ゴボウが煮汁に浸かるように、広げて入れます)
20、 ゴボウを焚いている間に、 卵を溶きます。
(白身が少し見えている程度で混ぜるのを止めます)
21、鍋(フライパン)に豆腐を加えます。
(均等に広げて入れます)
22、一品後、豆腐と豆腐間に海老を入れます。
煮汁に浸かってない時は、海老におたまで煮汁を
かけながら、熱を通します(約1分)
23、1分後、溶き卵を表面にかけます。
(フタをするような感じで全体にかけます)

卵が半分固まったら出来上がり!
火を止めます。
24、 「マセドアン」を冷蔵庫から取り出し、コショウ、
粉パプリカをふり、「海老と豆腐とゴボウの玉とじ」に
刻みネギをのせ完成です!

ごはん焚いてくださいね。

「海老と豆腐とゴボウの玉とじ」

はごはんが進むおかずになる一品です。

もちろん、酒のあてとしても食えます!

是非!作ってください!

食材、腐る前に無駄なく使い切る! 佐藤の思いつき料理”3日目”

何でもありの炊き込みご飯!

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