冬瓜と鶏肉だんごの合わせ味噌汁

【汁物】冬瓜の美味しく食べる下準備がマスターできます!あとは簡単肉だんごと合わせて味噌汁に!旬の食材を味わえる易しい味の味噌汁です。

佐藤です。

今回は、
『手軽にできる”冬瓜料理”』
を伝授します。

冬瓜の旬は7~10月です。

”冬の瓜”、「冬瓜」と書くのに、なぜ夏が旬の野菜なのか?

それは、

熟してくると皮が分厚くなり、冬まで貯蔵ができるからです。

全体の9割以上が水分なのでさっぱりとした食感です。

体を冷やしてくれる作用もあり、夏ならではの野菜です。

これ、夏になるとスーパーに並びますが、いざ料理したいと
思っても、調理法がわからなかったりします。

旬の野菜を旬の時期に食べれないのは、さみしいことです。

が、

調理法さえ熟知していれば、迷うことなく買い物カゴに
入れて買って帰り料理して、

季節感を味わえて、幸せな気分になれます。

そこで、本来は手間のかかる冬瓜の下準備をあなたにも
簡単にできるようにアレンジして伝授します。

しかも、

レシピは、味噌汁と合わせた料理なので、普段の晩飯にも
手軽に取り入れることができます。

この、

「旬の冬瓜と鶏肉だんごの合わせ味噌汁」

のレシピ、20枚もの写真になって、みるのがちょっと面倒かもしれません。

が、

あなたに、できるだけ深く理解して作れるようになって
頂きたいと思い詳しい説明になりました。

ご了承下さい。

では、さっそく作り方説明します!

↓↓

【材料】(一人前)
冬瓜・・・200g(1/16個)
人参・・・5g(極薄輪切り7~8枚)
刻みネギ・・・適量
だし・・・500cc
(水500cc+出しの素3つまみ)
合わせ味噌・・・30~35g

【鶏だんご】
鶏ムネひき肉・・・80g
おろし生姜・・・小さじ1/2杯
酒・・・小さじ1/2杯
みりん・・・小さじ1/2杯
濃口しょう油・・・小さじ1/2杯
水・・・大さじ1杯
粉カツオ節・・・小さじ1/2杯

1、飾りの人参を作ります。人参は、使う分だけ皮を剥いて極薄の輪切りにします。

5mmづつずらして重ね、極細の千切りにします。

ザルに入れ、流水で数回すすいだ後、5分水にさらしておきます。
2、冬瓜の下準備をします。
種の部分と果肉部分の境い目に包丁を切り込み、種の部分を切り取ります。
3、皮を削り削り取ります。
濃い緑色の一番外側の硬い皮だけを包丁の刃元で削ります。

包丁を立てて、削り取って下さい。
(外側の硬い皮だけを削って直ぐ下の緑の部分は残すようにします、
この濃い緑を残せばきれいな色がでます)
4、つまようじを10本くらい束ねて(ゴム止める)、削った部分に刺します。
できるだけ多く刺してください。(軟らかい食感になります)

下におしぼりなどを敷いて固定すれば作業しやすいです。
5、皮に塩を少量すり込みます。

このまま、5~7分ほどおきます。
(さらに時短にしたい場合は、この塩をすり込む作業もはぶいていいです)
6、冬瓜を湯がくお湯を沸かします。
鍋に水(500ccくらい)を入れ、強火にかけます。
7、流水で塩を洗い流します。
8、冬瓜を輪切りにします。5mm厚に切ります。
9、鶏だんご用の出し汁を作ります。湯が沸いてきたら、お玉で湯を15ccすくい取ります。

その中にかつお出しの素を1つまみ入れ、混ぜて溶かしておきます。
10、鍋の湯が完全に沸騰したら、塩を2つまみ入れ、切った冬瓜も加えます。

再度沸騰したら、中火にして湯がきます。
11、冬瓜を湯がいている間に「鶏だんご」を作ります。

ボウルに鶏ミンチと調味料を入れ、手でよく混ぜます。
12、粘りが出てきたら、出し汁15ccも加えてさらに混ぜます。
13、冬瓜は、硬めがいい場合(少し歯ごたえがある)は、約3分。

軟らかい方がいい場合は、4分半湯がいて下さい。
(白い部分が半透明になれば、軟らかくなってます)
14、そろ~っとザルにあけます。(雑にやるとくずれます)
15、素早く、ザルごと冷水に入れ急冷します。冷めたら、水気をきっておきます。
16、鍋に550ccの水を入れます。

(12、)の鶏ミンチをゴムヘラで楕円の形にすくい取って、
鍋にそろっと投入します。(5~6個のだんごができます)
17、沸騰してきたら、弱火にし、アクをこまめにすくい取ります。
18、弱火のまま「合わせ味噌」をみそ溶きで溶かし入れます。
薄めなら”30g”、濃いめが好みなら”35g”入れて下さい。

味見をしてOKなら再度強火にして沸騰前に火を止めます。
出来上がりです!
19、お椀に鶏肉だんごと冬瓜を盛り、汁もつぎます。
刻み人参をふわっとのせ、刻みネギをまき散らしたら完成です!

手軽にできる、「冬瓜料理」です。

「ズボラ下準備法」を熟知すれば、どんな冬瓜料理も作ることが可能です。

是非、作って覚えてください!!

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