佐藤です。
本日は、更新日ではないですが、今年最後の日となりましたので、ご挨拶をかねて、私のちょっとした暴露話をしようと思います。
まず、今年もブログを見てくださりありがとうございました。
たくさんの読者さんに見て貰えるようになり、ほんとに感謝しております。
そして、今年の春からは、以前から読者さんのためになること早く進めたいと考案中だった、
「和食の玉手箱」というオンラインの料理教室を開講することができました。
私としては、目標以上の大きな前進でした。
これは、アンケートに回答して下さったり、メールなどで貴重なご意見を下さったおかげです。
私よがりの考えでは”お役に立てない”ことを進めていたかも知れません。
ありがとうございます。
で、「和食の玉手箱」の開講前、実は私、ある大手の料理教室に潜入調査してきました…
「オンライン料理教室を開講するならその中身を深く知る必要がある」
と事前に様々なことを調べたり聞いたりして勉強しました。
「オンライン料理教室」のほうは、ある程度”聞く、調べる”でわかります。
ですが、私が目指したのは、直接レッスンの料理教室以上に成果を出して頂ける「オンライン料理教室」
それには「直接レッスンの料理教室」も深く知る必要がありました。
「実際に行って体験するしかない」
で、今年2月に一日体験入学したのが大手のABC料理教室。
1日実際に体験してみて、それから入学するかどうかを決めることができるプランでした。
課題料理は「肉じゃが」と「ごはん」と「味噌汁」
女性の担当の方が付いて説明を聞きながら料理を作っていく。
で、”料理経験が浅い、食べることが好きな独身男性”という設定で潜入したので、
「料理ができないふり」をしなければなりません。
これが意外と難しい…
わざとぎこちない感じでじゃが芋の皮を剥いたり、切ったりしました。
「バレたら何か言われるかな…」
と思うと妙な緊張感がありましたね。
で、ある程度準備ができて焚き上がるのを待つだけの状態になったら、テーブルへ移り、
「興味のある料理は何ですか?」と、教室の詳しい説明に入ります。
「先生が選べますよ」
「好きな時間を選べますよ」
「やりたい料理ができますよ」
といろいろ言われたあとに
「ちょっと考えます」
と気を遣った感じで断ったのに、
「佐藤さんは他の料理教室に行かれるんでしょ」
と、遠まわしに嫌味を言われて終了。
「食べ終わったら片付けてお帰り下さい」
というと担当の女性は事務所へ消えていきました…
「何やコイツ」と思いながら、作ったごはん、味噌汁、肉じゃがを食べました。
残念なことに、これが美味しくない…
ごはんは硬いし(時間が短いのでしょうがないですが)、味噌汁も塩辛い。
ついでに肉じゃがも甘味が少なすぎて醤油辛い…
「言われたままに作ったのに美味しくないとは、どういうこと?」
と思いながら使った鍋、道具、器を「これでもか!」というくらいに綺麗に洗って、乾拭きして、元の位置にきっちりと戻して帰りました。
ムカついた2時間でしたが、チェックすべきポイントは目に焼き付けたので大きな収穫になりました。
大手に行くといろいろ勉強になる部分はあります。
ただ、一番印象的だったのが、
料理を教える先生たちが”楽しそうでない”。
義務的な感じで指導していたので、
「こんなんでいいの?」と感じましたね。
「先生が選べますよ」
といわれてもそんな先生ばかりだと、
「誰からも教わりたくないわ!」
と思ってしまいます。
たまたま、その日の先生たちは疲れていたのかもしれませんが…
ABC料理教室さんからは反面教師にさせてもらえる部分も見せてもらえて、いい体験ができました。
ここで学んだ事を現在、開講中の「和食の玉手箱」の中で活用しています。
なにより、次に潜入する時は、
「”できないふり”をもっと練習してからだな」と思いました(笑)…
このような体験ができたのも、読者さんのいろんな要望やご意見があったからだと思って感謝しております。
あなたは、どんな一年でしたか?
いろいろあったと思いますが、”過去”のことなので前向きな考え方で、前進して頂きたいと思っております。
今年もありがとうございました。
良い年をお迎え下さい。
この記事へのコメントはありません。