【酵素が摂れる具体的な食材】
健幸料理家・健幸アドバイザー 佐藤周生です。
今回は、自然治癒力を高めるため、そして食生活で酵素を多く摂るために、
『具体的に何を食べるべきか?』
というテーマでお話しします。
★以下は、前回までのお話です。
前回までの話で、
「酵素不足の食事が原因で、体を回復する「代謝」が弱くなり、自然治癒力が下がってしまい、病気や体調不良になったり、抱えてしまった病気が完治できなくなったりする」
とお伝えしました。
言い換えれば、
「酵素を多く摂る食生活にすれば、ひつこく付きまとう病気や体調不良は改善され、病気になりにくい体に変化する」
ということです。
実際、私や私のクライアントさんはそれを体験しています。
・60年間、薬を塗り続けても治らなかった「アトピー性皮膚炎」の方が、たった半年で80%改善したり…
・5年以上何をやっても改善しなかった「足のむくみ」で悩んでいた方が、3週間でほぼ消えてしまったり…
・pH5以下という極度の酸性体質だった方が、pH7.3~7.4の正常なアルカリ体質に改善されたり、などなど…
食事で酵素をたくさん摂ることで、健康な体へと生まれ変わったという効果が実際に出ています。
では、その酵素を多く摂るために具体的に何を食べるべきか?
それが、今回のテーマです。
結論から申し上げると、酵素は熱に弱く、生の食物か発酵食品からしか摂れませんので、
酵素を多く摂るには、
「生の野菜」「生の果物」「生の肉・魚介」「発酵食品」を食べる、
ということです。
まず、「生の野菜」は、
レタス、トマト、キュウリ、キャベツ、パプリカ、玉ネギ、青ネギ、大葉、貝割れ大根、大根、カブ、人参、長芋などなど。
上記で取り挙げた野菜以外に、一般的には加熱して食べる野菜であっても、実は生で食べることができるのです。
例えば、じゃがいも、ゴーヤー、キノコ類など。
これについては、話が長くなるので、またいつか詳しくお伝えします。
次に「生の果物」…
冬の時期ですと、みかん、りんご、イチゴ(春も)など。
スーパーに並ぶ果物なら、何でもOKです。
バナナ、パイナップル、キウイ、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、メロン、アボカドなど。
”加熱加工していない”果物なら何でもOK!
ちなみに市販の100%ジュースなどジュース類(野菜ジュースも)は加熱処理してあるため、ほとんどの場合、酵素を失っています。(他の栄養素は摂れますが…)
なので、果物をジュースで飲むなら、”生の果物”を絞って飲むことをおすすめします。
次が、「生の肉・魚介」
生で食べられる”肉類”は飲食店に行けば「鶏肉や牛肉のたたきや刺身」、「レバ刺し」「馬刺し」が食べられますが、
家庭ではそういった生肉を食べる機会はほとんどないかと思います。(地域によっては習慣的に食べる場合もあるかもしれませんが…)
なので、スーパーで手に入る「生肉」ですと、生ハム・サラミソーセージくらいだと思います。
ですが、それらは添加物の心配がありますよね。
よって、酵素を摂るなら肉より「魚介」がおすすめ。
魚介は”刺身”で食べれば、酵素が摂れます。
刺身は、ちょっと値段が高めですが、いつでも買うことができますよね。
最後に「発酵食品」…
ヨーグルト、チーズ、納豆、キムチ、ぬか漬け、梅干しなど。
調味料ですと味噌、しょう油、お酢など…
他にも、アンチョビ・塩辛、ワインなどの酒類もありますが、発酵食品の中には加工の工程で酵素を失っている場合もあるので、
これについても、話が長くなるので、今後あらためて少しづつお伝えしていきます。
大まかには、以上のような「生の食物」「発酵食品」を毎食の食事で増やすことで、多くの酵素を摂ることができます。
そして、代謝活動が活発化して、自然治癒力を高めることができます。
おそらく、今回の話だけですと、
「あの食品は酵素摂れるのだろうか?」「どうやって料理にするの?」など分からないことも多いと思いますので、
それらは今後の更新で、少しづつ話していく予定です。
では次回は、【病を追い出す強いカラダを作る食事法】の最後の話となります。
・避けるべき食品は?
・減らすべき料理は?
・実際どんな献立にすればいいのか?
といったことを詳しく解説いたします。
【追記】
※続きは以下をご覧下さい。
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