献立に加えたい健康酢の物
佐藤です。
今回は、
「献立に一品加えたい健康酢の物」を伝授します。
お酢は体に良いというのは多くの方がご存知のことと思います。
一日15cc~30cc摂ると良いといわれてますね。
「酢」には様々な健康効果があります。
例えば、腸内環境を整え便秘改善につながったり、たんぱく質の分解を助け消化をよくしたり、脂肪をエネルギーとして使えるようにしてくれたりします。
それと、食べ物の消化をゆっくりにする効果もあるので血糖値の急な上昇を防ぐこともできる。
また、カルシウムなどのミネラルやビタミン類の吸収をよくしてくれる効果もあります。
オレンジジュースなどを飲む時に酢を少し加えるだけで、そういった栄養素の吸収率がアップしますね。
現代人はミネラルが不足してますから酢を摂ることがやはり健康に繋がってきます。
「酢」は尿路結石を防ぐ効果も。
石ができにくくなるのですね。
尿路結石は、そうとうな激痛らしいので避けたいところです…
で、先にもいいましたように酢は、一日15cc~30cc飲むのがいいのですが実は摂り過ぎると胃に負担をかけます。
「酢」は、酸ですので食道の粘膜にも負担がある。
ですので、薄めて摂ったり、食後に摂ると良いといわれてますね。
黒酢は健康的な酢ですが、原液は胃や食道への負担が大きいので必ず5倍、10倍に薄めて飲むのが理想です。
食事中の「酢」もOK。
他の食べ物と混ざるので胃への負担は軽減します。
私は、鍋料理を食べるときポン酢で食べることが多いのですが、ポン酢にさらにリンゴ酢をたっぷり入れて食べていた頃は、胃が痛くなることが多かったです。
適量を守らないといろんな負担があるわけですね。
ま、1日の摂取量を守って薄めて摂っていれば大丈夫かと思います。
で、「お酢」をできるだけ食事で摂るにはやはり、「酢の物」を献立に加えるが一番ですよね。
そこで、おすすめ、
「彩り綺麗な柿なます」
大根、人参、出し昆布、胡麻、そして「柿」
これを、ほどよい甘さと酢の酸味のバランスの取れた「甘酢」で和えるだけ。
色合いがきれいな野菜の酢の物です。
昆布だし(水)3に対し、酢1の割合で合わせて砂糖やみりんを加えて調節。
胡瓜やれんこんなど野菜の酢の物に最適の「甘酢」になります。
応用が利きやすいと言うことですね。
「なます」の語源ですが、元々は肉のことを指していたんですね。
いのししの生肉を刻んだもので、”生の肉”と”いのしし”とが合わさって「なましし」と言っていたそうです。
これがだんだん変化して「なます」に変わっていったという説があります。
「なます」という料理は、調味酢で和える一品として出てきたのが、室町時代より後なので、本来は生肉のことで、「生酢(なます)」の意味ではないみたいです。
プチ自慢になるので覚えておいてもいいかと思います。
では、
「彩り綺麗な柿なます」のレシピをみて下さい。
↓↓↓
【材料】(2~3人前)
柿…50g
(身の固いもの、熟してない柿)
大根…120g
金時人参…20g
(赤くきれいなので金時人参を使っていますが、洋人参でもOK)
出し昆布…1g
白胡麻…適量
唐辛子…1本
(唐辛子はなくてもOK)
●塩水
水…300cc
塩…10g
●”甘酢”
水…90cc
(できれば「昆布だし」で作ったほうが美味しいです。
水に昆布を浸けて一晩おいたもの)
酢…30cc
(穀物酢、リンゴ酢など)
砂糖…25g
(みりんの場合は、大さじ3杯)
塩…2g(3本指で2つまみ強)
甘酢と和えてからも、一晩漬け込んだほうが、より味が滲み込むので一段と美味しくなります。
かぶら、胡瓜、玉ねぎなどで応用できます。
三つ葉など菜っ葉類を混ぜると青色が加わってさらに彩が増し綺麗な一品になります。
作り置きも可能で、1週間は日持ちします。
唐辛子の殺菌作用によって防腐効果が生まれますので長持ちしますね。
多めに作って常備菜としても使える料理になります。
是非、作ってみて下さい。
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