蒸し料理に蒸し器は必要なし!?
佐藤 周生です。
今回も読者さんから頂いた質問にお答えしようと思います。
質問:『料理が面倒くさい時は、どのようにしていますか?』
この質問はたくさんの方に頂きました。
そうですね、やっぱり私も人間ですからめんどくさくなる時は多々ありまして、解決策も色々とあります。
よくやる方法は、
食べたい料理、好きな料理を作る。
です。
好きな料理や食べたい料理なら面倒でも、食べた時の美味しさや幸せ感を思い出すことで自然と作る気が沸いてきます。
なので、その料理の食材は常に冷蔵庫や冷凍庫にキープしてあります。
例えば、一番食べたくなる頻度が多いのが「天津飯(和風餡)」
このレシピは、ブログのカテゴリ【ごはんもの「丼レシピ」】に掲載してますのでご覧下さい。
ご飯の上にとろとろ玉子がのっかってどろ~としたカツオ出しの淡口醤油ベースのほどくよく甘い餡がたっぷりとかかったどんぶりです。
玉子とごはんと調味料があればすぐに作れます。
ごはんがない時は「天津麺」にして食べます。夏は「天津そうめん」に。
で、献立全体としては、玉子とごはんと餡の料理だけですと、たんぱく質、炭水化物、脂質が多く、ビタミンとかミネラルがあまり取れないので、
別の一品として、キャベツを食べやすいサイズにちぎってアマニ油と塩をちょろちょろっとふったサラダを加えたり、
キムチや納豆などの醗酵食品を加えて酵素・ビタミン・ミネラルをプラスして栄養バランスをとっています。
ごはんがない時は、野菜ジュース(人参ジュース)をたくさん飲んだり。
自分だけで食べる料理は結構シンプルにすることが多いです。
献立には発酵食品と生ものを必ず加えるようにはしてますね。
「食事」は酵素の摂取がものすごく重要なので生もの・発酵食品は必須です。
あとテンション上がって食べたくなる料理は、
「ブリカマ」。
冷凍庫に必ず2つはストックしてあります。
2個入りで1P300円~400円くらいで売ってます。
うろこを取る作業が面倒ですが、ブリカマの最高の美味しさを想像するとほとんど苦になりません。(⇒裏テクを使えば、でササっとうろこが取れます)
で、基本はシンプルに塩焼きにしますが、あら炊きにしたり、照焼きにしたり、柚庵焼きにしたり、野菜と共に蒸してポン酢を付けて食べたりします。
「ぶり大根」なら、これまた最高の味で楽しめますが、時間がかかるので気合が入っている時だけしかしませんね。
ブリカマの唐揚げや粕汁もいいです。
ブリカマはどんな調理をほどこしても旨いですから。
とにかく、「面倒だな…」と思ったら、「好きな料理」を食べているシーンを思い出すと面倒くささより「食べたい!」という気持ちが上回ります。
すると、テンションも上がって作る気がおきますね。
あとは、健康のため、体のために「料理する」と思うようにしてます。
そうすると出来合い物の食事が”悪魔の食事”に感じてくるので、将来の健康が不安になって自然と重い腰が持ち上がります。
人はネガティブな感情に対してのほうが行動できますからね。
例えば、ある仕事を5時までに終らせて「褒められる」より、5時までに終らせないと「怒られる!」となったほうが、がんばれませんか?
好きな料理で時間のかかるものは、途中まで仕込んで冷凍保存しておくという方法もありますね。
例えば、鶏の唐揚げなら切って味付けして片栗粉もまぶして冷凍しておく。
”揚げる”だけの状態にしておけば、当日はかなり楽に作れます。
さらに唐揚げは「揚げ焼き」の調理法なら油も少なくて済みますし、ヘルシーです。
ちなみに油を全く摂らない人がいますが、それはそれで不健康です。
油は人間に必要な栄養素ですので。
必須脂肪酸という体を正常に動かす脂質がありますからね。
「どんな油を摂るか?」という油の種類と質が問題です。
(健康的な「油」については、記事最後の追伸をご覧下さい)
で、食べたい料理の食材ストックは、料理によって工夫が必要かも知れませんね。
・好きな料理、食べたい料理を思い出す
・「健康のために料理する」と考える
「めんどくさいなぁ~」と思った時の解決策に参考になれば幸いです。
で、前置きが長くなりましたが、
今回のおすすめ料理は「食べたい!」料理に加えて頂ける一品になると思います。
「銀鮭のいんげん玉子蒸し だし浸し」
これは、生の鮭に上にインゲン豆と溶き卵を混ぜたものをのせ、蒸して淡口ベースの”だし”をかけた料理です。
だしに鮭の身、インゲン玉子を付けながら食べると…
鮭、卵、インゲン豆のそれぞれの素材の良さを感じやすいあっさりでやさしい味を楽しんで頂けます。
で、蒸しものというと、
「蒸し器がないとできない!」
と、お考えの方もいるかもいるかもしれません。
が、蒸し器は家にある鍋とお皿で簡単に「即席蒸し器」が用意できます。
10cmくらいの深さのあるフタ付きの鍋と小皿。
小皿を一枚か二枚、中に敷いて水を入れて、沸かすだけ。
で、小皿の上に食材を入れたお皿をのせて蒸す。
蒸し器を買う必要がないわけです。
ま、ご家族が4人、6人と多い場合は蒸し器が有った方が効率の良い調理ができますが、お一人、お二人なら、「即席蒸し器」で十分おいしい蒸し物が作れます。
もちろん、茶碗蒸しなどの他の蒸し物を作ることもできます。
「蒸し物はしたことない」という場合は、手始めに、
「銀鮭のいんげん玉子蒸し、だし浸し」
を作ってみて下さい。
詳しいレシピをみて下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
生の銀鮭(塩を当ててないもの)…1切れ(120g)
レシピでは2切れ使ってます、小さかったので。
いんげん豆…中5本(15g)
卵…半個
出し昆布(もし、あれば)
酒(清酒)…大さじ1杯(15cc)
《だし》
水…大さじ4杯(60cc)
粉カツオ節…小さじ2杯
みりん…大さじ1/2杯(約7cc)
淡口醤油…大さじ1/2杯(約7cc)
蒸し物は蒸し器がなくても簡単にできます。
是非作ってみて下さい。
追伸1:
「油」については以下の記事が参考になると思いますので、是非ご覧下さい。
おすすめの「油」
↓↓↓
追伸2:
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