【胡麻1%の希少成分で老化防止!】
健康料理家 佐藤周生です。
今回は、レシピではないのですが、毎日でも食べて頂きたい健康食品の1つをご紹介…
それは身近に手に入る「胡麻」。
「最強の”胡麻”効果」を伝授します!
「胡麻(ごま)」が健康に良いことは何となくご存知だと思います。
ちょっとだけ、「そもそも胡麻って何?」という話をさせて下さい。
胡麻はゴマ属の植物の種(たね)で、白ごま、黒ごま、金胡麻、茶胡麻など様々な種類があります。
栽培用の胡麻はインドが発祥地らしい。
で、見れば分かりますが、主に種子部分が食用。
ちなみに胡麻の実は、こんな↓感じです。
1つ1つの実の中に80~100粒のゴマのつぶが、そのままの形でびっしりと綺麗に並んでいます。
で、1つ残念なことに「国産の胡麻」を食べることは、不可能なのかも知れません。
なぜなら…
99.9%輸入に頼っているから…
生産量NO.1はミャンマーです。次いで、インド、中国。
輸入量は、年間約16万トン、国産は、鹿児島、茨城、沖縄で生産されているようですが、年間100トンにも満たないそうです。
それだけ「国産ゴマが稀少なんだ」とわかると何とか探し出して食べてみたいものです。
で、ここから重要な話で胡麻の健康効果…
胡麻に含有している栄養素は、アルギニン、タンパク質やセサミン、オレイン酸やリノール酸、鉄分、ナイアシンやビタミンB群など様々です。
良質な栄養素を含み滋養強壮、老化防止があると。
その中でも最強の栄養成分が、『ゴマリグナン』です。
活性酸素を撃退する希少なパワーがあり、
『アンチエイジング効果抜群』。
『アンチエイジング』とは、要するに”若返り”です。
老化の一番の原因は【活性酸素】…
活性酸素は体を酸化させますからね。
その活性酸素の7割は『肝臓』の代謝活動の過程で発生しています。
肝臓の役割は代謝・解毒・胆汁の生成など、生命維持に欠かせない働きをすること。
そして、
体には活性酸素を撃退する酵素がありますが、その生産量は年齢とともに減少します。
酵素が少なく成れば、体内の活性酸素は増加…
必要以上に増えた活性酸素は肝臓さえも酸化させます。
肝臓に大きな負担がかかり肝機能が低下、体内に老廃物が滞り、肌あれや肥満などの様々な老化現象を引き起こします。
そんな大事な肝臓のケアに直接効果があるのは、
胡麻に含む【ゴマリグナン】だけです。
非常に抗酸化作用が強い【ゴマリグナン】は胡麻1粒に1%しか含まず、かなり希少な成分。
「セサミン」というサプリメントが出てますが、あのセサミンは【ゴマリグナン】の成分の一部です。
通常、血中内の活性酸素は、水溶性の物質ビタミンC、カテキン、アントシアニンなどが撃退してくれますが、
それらの物質は肝臓まで到達できず、肝臓内の活性酸素まで撃退できません。
しかし!
【ゴマリグナン】は、血中だけでなく肝臓まで達して、活性酸素を撃退、
強力な抗酸化作用を発揮します。
【ゴマリグナン】はすごい成分なのですね。
こういった有効な成分から、胡麻が健康長寿の源と言われる由縁なのかもしれません。
この効果を期待できる、胡麻の摂取目安量は、1日大さじ1~2杯(6~12g)です。
結構な量で、脂肪分も摂り過ぎになるので、もう少し少なくてもいいかと思います。
私は、キムチや冷奴などにもかけて食べますし、野菜炒めなどにもかけて食べています。
あと、蕎麦が好きなので夏場にざる蕎麦を食べる時は、大さじ3杯くらいたっぷりかけて食べますね。
もし、あなたが胡麻を食べる習慣が無い場合は、
是非取り入れてみてください。
胡麻を食べ続ければ、元気な肝臓を維持できるので、
【不老不死の体】を手に入れることができるかも知れませんね(笑)。
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