最低限8つの調味料

佐藤です。

今回は、料理を始めたばかりの方へキッチンに常備した方がいい、

「必要最低限の調味料」を伝授します。

よく頂くメールの中で多いのが、調味料は、どんなのを揃えておけばいいですか?」という質問。

調味料は、たくさんの種類がありますから、料理を始めたいと思っている方や、始めたばかりの方には迷う課題の1つだと思います。

そこで、私がおすすめする「必要最低限8つの調味料」というのがあるのでそれを伝授しておきます。


これらを揃えて頂ければ、私がブログでお伝えしている料理は、だいたい作れますし、定番の和食を作る際にも使う調味料なので、和のレシピを作る時に困ることはなくなります。

毎日、口に入れるものですから、健康のことも考え、あまり安価な調味料は選ばないで欲しいです。

安い調味料には、コストを下げるため大量の食品添加物含まれているからです。

現在、安全といわれている添加物でも検査技術の低い、数十年前に行なわれてOKが出たものがあります。

検査技術の発達した現在、再検査すると実は発がん性があったなんてこともあるそうで、しかもほとんど知らされていない…(安部司先生の書籍から引用)実際、食品添加物で、苦い経験がある私としては、避けて欲しいと思うところです。(これはまたどこかで話します)とにかく、容量が多くてあまりに安い調味料は買わないで下さい。

それを踏まえて、8つの調味料をお伝えします。

1、塩

料理の基本中の基本調味料ですね。砂糖はいらないのでこれは絶対に常備して下さい。

「天然の塩」がおすすめ。

サラサラの”食卓塩”と呼ばれる「精製塩」。これで作った塩水に魚を泳がせると2時間以内に死ぬそうです…

2、香辛料

これは、いくつかあって調味料として分けると7つではなくなるのですが・・・

胡椒、一味、わさび、柚子コショウ、生姜、ニンニク。

全部そろえると、ロスが出る場合もあるで「胡椒」、「一味」は常備した方がいいですね。ピリ辛料理が作れると料理に飽きませんので。

3、醤油

醤油は、「淡口」と「濃口」両方とも常備して頂きたい。

これだけで作れる料理の味の幅が広がり、バリエーションが数倍になります。

どちらもおすすめは、怪しい添加物が入っていない安すぎない「醤油」がいいです。

4、味噌

みそ汁は、もちろん、味噌で味付けする料理、全てに使えます。

これも無添加を選んで欲しいです。

空気口が付いている味噌なら発酵が続いているので、本当の発酵食品として食べられます。

味噌はいろんな種類がありますが、おすすめは、合わせ味噌(信州味噌など)の甘口系(色が薄い)がいいです。

(麦味噌もおすすめ)塩気が強いと調味料としては使いにくいので。

5、みりん

ズバリ「本みりん」を常備してください。

基本的に甘味の調味料はこれで十分。

手作りドレッシングなどもこれで甘味を付けるとまろやかになって美味しいです。

「みりん風」は照りが強く出るというメリット以外はいいところがないです。

(化学調味料、香料、甘味料を添加)

近代作られた砂糖より、戦国時代から使っている歴史の長い「みりん」の方が日本人には合っていると思ってます。

私の料理のお師匠さんは、「昔は砂糖なんか使こうてへんかった、煮物も全部みりんやった」といってました。

だから、煮物は砂糖を入れずともみりんでおししく作れるのです。

6、酢

酢の物、酸味の味付けをする際に絶対に必要な調味料ですね。

実際は、料理によって酢の種類を変えないといけないのですが、それだとなかなか使い切れないので万能な「穀物酢」がおすすめです。

健康重視なら、「リンゴ酢」がいいです。

これも万能に使えます。

7、胡麻油

胡麻油と書きましたが、要は炒め物揚げ物などに使うための「油」です。

サラダ油、キャノーラ油は健康面で避けて欲しいので、「胡麻油」と書きました。

みんながよく知っている「胡麻油」は香りがキツイですが、香りのない無臭のタイプ(未焙煎)もあるので。

これなら、揚げ物、炒め物にも使いやすいです。

もしくは「ピュア・オリーブオイル」がおすすめです。

8、カツオ節

最後はこれ「カツオ節」。

旨味が「第6の味」として認められた現代、この旨味なくして美味しい料理はできないといってもいいでしょう。

日本人にとっての「旨味」はやはり「カツオ節」が一番だと思います。

「みそ汁には”だしの素”しか使ったことがない!」という場合は、カツオ節で一回作ってみて下さい。

”だしの素”で作った味噌汁と全く違うこと驚くと思います。

香り、旨味が脳天を貫き、「美味しい」なんていう言葉ではなく、あ~ぁぁ~」という表現になり、文章では到底表現できない美味しさを感じられます。

具材を茹でるときに、鍋の中に小さいザルを入れて、その中にカツオ節を入れておけば、わざわざ「出汁をとる」作業も必要ないです。

それも面倒lくさい、と言う場合は、”粉のカツオ節”を買って入れるだけでも味が変ります。


私のブログレシピでは、よく「だしの素」と書いてますが、これは本当に忙しくて料理する時間がない方の心の負担を考えて書いてます。

本心をいうと、だしの素は添加物の固まりですから、使って欲しくない…

塩も結構たくさん添加されてますから、味噌の塩分以上に塩分を摂り過ぎてしまいます。

これは、塩分をきつくしないと他の化学調味料などの旨味を強く感じないからだそうです。

カップラーメンも同じ….食品添加物で味覚を破壊させられているといってもいいくらいです。

ですから、調理の旨味調味料には、”味の素”、”いの一番”ではなく「カツオ節」を使って下さい。

昆布もあるのが一番いいですが、必要最低限となれば「カツオ節」がおすすめです。

以上の8つが、「必要最低限8つの調味料」です。

本当は、「お酒(清酒)」も加えて欲しいのですが・・・

なくてもギリギリ何とかなると思ったので、はぶきました。

(みりんは、少し酒の役目をしてくれます)

ページの最初の画像にケチャップとかマヨネーズとかも載ってますが、8つの調味料は、必要最低限のものなので、料理の幅を広げるほど使う調味料も増えていくと思います。

大事なポイントは全て、少ない量で揃える。

塩や香辛料はいいのですが、醤油、みりんなどは封を開けると酸化がはじまり、味が変ってしまいます。

煮物にすると一番分かるのですが日にちがたった調味料で煮ると味が悪くなる…

要するに、小サイズで買って早く使い切るようにして欲しいということです。

「お得サイズ!○○○円」を目にしたら、その場から去る。

料理で使う食材と同じように「腐る」と思っているくらいが丁度いいのではないでしょうか。

参考にして下さい。

これから4~5年かけて挑戦します!

白才と豚ひき肉の豆乳煮込み

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