冷製仕立ての茄子の揚げ浸し

「作り置きもOK!味が浸み込んで旨い!

佐藤です。

今回は、

「茄子の簡単!揚げ浸し」

を伝授します。

この料理、年がら年中、春夏秋冬に関係なく年中無休で作れておいしい料理。

ですが、

実は夏におすすめしたい一品。

なぜならこれ、冷蔵庫でしっかり冷やして食べると美味しさ倍増!

茄子を油で揚げて、容器に入れ、簡単に作れる”極旨浸けだし”を流し込むだけ。

(油で揚げなくても、フライパンを使って多めの油で炒めてもOK)

で、これを冷蔵庫で一晩寝かします。

味はしっかりと浸み込み、冷たくてさっぱり!

少し濃い味ではありますが冷たいのであっさりに感じます。

毎日、チビチビ食べるアテになるように多めに作り置きしてもOK。

ちょい辛ピリにするため加えた唐辛子の殺菌効果で4~5日間は日持ちします。

で、この唐辛子…

暑い夏に食べるといい効果があります。

「カプサイシン」と聞けば、

「あの辛い成分のことだろ?」

と思われるかもしれません。

その通りなのですが、それだけではないんですね。

その辛味の成分カプサイシンは、摂取すると脳や脊髄など中枢神経を

刺激して、アドレナリンなどのホルモンを大量に分泌します。

アドレナリンには脂肪分解酵素の「リパーゼ」を活性化させ、

脂肪燃焼を強化する作用があるのですね。

代謝が活発になるので、短期的ですが体温が上昇し、発汗が促進されます。

運動と同じようなエネルギー消費が起こるので、

ビールの飲み過ぎで下っ腹がポコッなっている方に最適です。

それだけでなく、この作用によって体の老廃物も出してくれます。

実は、”旨味が増す!”という効果もあって、

塩分や油分の摂り過ぎを防止できる可能性もあります。

「キンキン!茄子の揚げ浸し、冷製仕立て」

には、その”唐辛子”が適度に使ってあります。

上記の効果が期待できるので、本日、すぐに作れるように、簡単レシピを公開します!

↓↓

【材料】(2~3人前)
長茄子・・・・400gくらい(3本)
(柔らかい”長茄子”を使って下さい。)
タカの爪・・・・小1/2本
(一味唐辛子で代用してもOK)
白胡麻・・・・・少量
油・・・・300ccくらい

《浸けだし》
水・・・・・200cc
(水200ccとかつお出しの素3g)
みりん・・・・・40cc
酒・・・・・・・40cc
濃口醤油・・・・40cc
砂糖・・・・・・大さじ1杯
粉カツオ節・・・大さじ1/2杯
(出し汁5:酒1:みりん1:濃口醤油1+砂糖の
「割合」になっています)

1、茄子は上の枝葉の部分(葉っぱのような硬い部分)を切り落とします。
2、縦半分に切り、皮を上に向け、端から端まで2mmくらい
の間隔で茄子の半分くらいの深さまで斜めに切りこみを入れます。
(火の通りをよくする為と早く味をしみ込ませる為、
半分の深さまでしっかり切り込みを入れて下さい)
3、1/2本を4~5等分に切ります。

厚みが太い部分は幅を細く、厚みの薄い部分は幅を長く
切ると均等に切れます。ボウルなどに入れておきます。
4、揚げ油を準備し強火にかけます。
(揚げた茄子を入れるバットもにキッチンペーパーを敷いて準備しておきます)


菜箸を油の底まで入れ温度を確かめます。
細かい泡が出てきたら温度が上がっているので茄子を入れて揚げます。


(一度で、揚げられそうにない場合は、2回に分けて揚げて下さい)
5、途中、茄子を裏返します。


揚げ始めて2分ほどしたら茄子を1つ取り出し箸で軽くつまんでみます。
軟らかくなっていればOK、残りの茄子も”油すくい”などで全部取り出します。

(《※注!》揚げすぎると皮が硬くなり、食べた時の食感が悪くなります)
6、取り出したら、皮を上にむ向きにできるだけ
重ならないようにきれいに並べておきます。

(時間が経つと重なった部分があるとその部分に
紫の色が付いて見た目が悪くなります。)
7、揚げた茄子がある程度冷めたら、深さのあるタッパにきれいに並べて入れます。
(ここでは、冷めているので重ねてもOK)
8、鍋に《浸け汁》の水と調味料を合わせます。
強火にかけ沸騰したら、火を止めます。


《浸け汁》を素早く!茄子の入ったタッパに入れます。
(熱いうちに入れるのが”コツ”!、”浸け汁”が早く茄子に浸み込みます)
9、タカの爪を入れます。(一味唐辛子でもOK!)

さらにキッチンペーパーを上にのせます。
(茄子の表面が乾かないようにするため)
10、このまま、冷まして余熱が取れたらおいて、冷蔵庫へ。
食べたい気持ちを抑えて、辛抱強く一晩待ちます。
(一晩おくことで味が確実に浸み込みます)

次の日、深さのある器に、キンキンに冷えた茄子を重ねて盛り、
《浸け汁》を上からかけます。

上から、白胡麻をふって完成です!

茄子を油で揚げて、”浸け汁”にひたすだけ。

簡単にできますので、本日作ってみてください!

ゴーヤーと豚バラ肉の餡かけ丼

「レパートリーを増やす簡単!「ニラ肉味噌」

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