「餡かけ料理の”コク”の秘密」
佐藤です。
今回は、
「餡かけ料理の”あん”にコクを加える簡単な方法」
を伝授します。
”コク”とは、簡単にいうと油分です。
これちょっとお覚えておいて下さい。
で、
私は、「天津飯」が大好きです。
ごはんの上にトロトロの玉子がのっかって、
濃厚などろどろ餡がタップリかかった餡かけご飯。
あれですね。
なので 、
3年前、大阪に居た最後の1年間は「餃子の王将」さんに
週に3回も通って天津飯を毎回食べてました。
”天津飯おたく”
と呼ばれてもおかしくないくらい、中華料理屋さんに行けば、
天津飯を必ず食べます。
面白いもので、同じ天津飯でも各店、まったく味が違います。
塩気の強い餡、甘ったるい餡、醤油濃い餡など”餡”が違います。
でも、共通しているのは比較的
”あっさり”の餡なのに”コク”があるという点です。
で、よく観察してみるとわかるのですが、餡には油分が入っています。
私は、これが玉子を焼く時に入れる油が混ざって餡に
浮いているのだと思っていました。
が、
これが違ったんですね・・・
ある日、「餃子の王将」さんでカウンターに座ったときに
丁度餡の仕込みをしているところでした。
「おー!これで”餡”の秘密が分るやん!チャンス!」
私は、じ~っくり見ていると目撃してしまったのです。
”油”を餡の中に直接入れているところを・・・
”コク”の正体はこれだったんです。
玉子を焼く時に入れる油が混ざって餡に浮いているのではなく、
『油をそのまま加えている』
のです。
初めて見た時は、「えッ!?マジか?」
と思いましたが、自分で餡を作って油を入れてみると、
これが旨い!
わけです。
ほんのちょっと加えるだけでも変わります。
あなたにも一度試して頂きたいので、今回のおすすめ料理は、
「ゴーヤーと豚バラ肉イリチー(炒め)の”コク旨”餡かけ!ガッツリ丼」
にしました。
ゴーヤーと玉ねぎと豚肉を炒めて、ガッツリごはんにのせ、
和風”コク旨”餡をかける時短丼ぶりです。
簡単な和風の餡のレシピで、
「コクを加える簡単な方法」
を伝授していますので、すぐに見ておいて下さい!
↓ ↓
【材料】
ゴーヤー・・・70g
玉ねぎ・・・70g
豚バラ肉スライス・・・100g
清酒・・・少々
刻みネギ、白胡麻・・・少々
《”コク旨”あん》
水・・・150cc
みりん・・・15cc(大さじ1杯)
薄口醤油・・・15cc(大さじ1杯)
カツオ出しの素・・・1g
水溶き片栗粉・・・20cc
(水10cc+片栗粉10g)
胡麻油 ・・・5cc(小さじ1杯)
ほお張って食べられる、ゴーヤーの丼です。
ゴーヤーからはビタミン類などタップリ栄養も摂れます。
そして、『”コク”=油』です。
是非!作ってみて下さい。
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