健康食材4種のネバネバ丼

【丼】納豆、めかぶ、オクラ、長芋の4種の食材で作る健康ネバネバ丼!あっさり味の「旨出し」をかけて上品に食べてみて下さい!

なぜ「ネバネバ」=「血液サラサラ」?

佐藤 周生です。

今回は、「ネバネバ食材のネバネバ丼」を伝授します。

加熱したり、切ったりするとネバネバする野菜や海草などの食材…

納豆、めかぶ、モズク、長芋、なめこ、モロヘイヤなどなど色々ありますが、

これらは、血液をサラサラ・綺麗にする効果が高いといわれていますよね。

でも、なんで血液サラサラになるのか?ってあまり知られていません。

血液がサラサラ・綺麗になる理由…

まず、肉や魚のたんぱく質は酵素が足りていないと未消化のまま小腸に進み、そのまま血液に取り込まれることがあるので血液がすごく汚れます。

血栓の原因になることも。

その未消化を防ぐのが、ネバネバ食材のネバネバ成分の中に含まれる「たんぱく質分解酵素」。

これが各ネバネバ食材に含まれていて、消化を促進するのでたんぱく質が未消化になりにくく、血液がサラサラ・綺麗になる、というメカニズムです。

例えば、納豆ならナットウキナーゼに「たんぱく質分解酵素」が含まれています。

血液が綺麗であれば、動脈硬化などの生活習慣病も防ぐことができますから、定期的に食べるようにしたほうがよさそうですね。

ということで、今回は納豆、めかぶ、オクラ、長芋の4種のネバネバ食材を使って、

「ネバネバ丼」

ネバネバ食材で丼ごはんを完全に埋め尽くしました。

なによりこれ、ほとんど手間なく簡単に作れます。

納豆とめかぶは買って来たものそのまま。あとはオクラを茹でて切って、長芋もザクザクっと切る…

あとは、盛るだけ。

ちょっと上品な味に仕上げるために【旨出し】を作って、これをかけながら食べます。

あっさり味のだしなので、食べやすい。

もちろん、濃い味が好みの方は、この【旨出し】も作らず、濃口醤油をかけて食べてもOK。

十分美味しいです。

作ってみると分かりますが、盛り付けの見た目から「こりゃ体に良いわ」と思って頂けると思います。

盛り付けのアイディアも参考になる、丼レシピをみて下さい。
(4種の食材以外にもこんなネバネバ食材もあります…(レシピの最後に記載))
↓↓

【材料】(1人前)
長芋…直径5cmで長さ1.5cmくらい(60g)
オクラ…大2本(40g)
刻みめかぶ…1P(タレが別になっているタイプ)
納豆(小粒)…1P
卵…1コ
おにぎり海苔…1枚

【旨だし】(多めの量になってます)
★割合「出汁7:みりん1:淡口醤油1」
水…70cc
みりん…小さじ2杯(10cc)
淡口醤油…小さじ2杯(10cc)
粉カツオ節…小さじ1杯

↑刻みめかぶは、タレが別になっているもの。味を付けてないものを選んで下さい.
1,【旨だし】を作ります。

鍋に水(70cc)、みりん・淡口醤油(各小2杯)、粉カツオ節(小1杯)を合わせます。
1,中火にかけ、沸騰したらすぐに火を止め、氷水で冷まします。(鍋ごと氷水に浸ける)

冷めたら容器に入れかえて冷蔵庫へ
2,オクラは、天地を少し切り落とし、角ばった部分(ガク)を切り取ります。(硬いので)
3,切込みを入れて(ちょっと切るだけ)、空気穴を空けておきます。(加熱中の破裂防止&熱を早く通すため)
4,鍋に300ccくらいの湯を沸かし、塩(分量外)(小さじ1杯強)を入れ、沸騰したらオクラを入れて1分ほど茹でます。

※面倒でなければ、茹でる前にオクラの表面に塩をすり込んでおくと(数分置いて洗い流す)さらに色鮮やかで綺麗に仕上がります。
(オクラの塩ゆで基本)
5,串など指して、抵抗なく貫通すればOK。

※硬いオクラの場合は、若干長めに茹でたほうがいいです。
6,すぐに氷水で冷まし、冷めたら水気を切っておきます。
7,オクラは、2mm幅で輪切りにします。
8,長芋は、皮を剥いて縦向きに置き、5mm幅に切ります。
9,横向きにして、5mm幅のサイコロ型になるように切ります。
10,納豆は、何も入れず混ぜておきます。
11,盛り付けします。

どんぶりにごはんに入れ(平らに)1/4にめかぶ、めかぶの左横に長芋を盛ります。
12,長芋の左横にオクラ、その横に納豆を盛ります。

具材の高さを均等にすると盛り付けが綺麗です。
13,スプーンで中央にくぼみを作ります。
14,くぼみに生卵をのせて、海苔を斜めに切って飾り、完成です!(旨出しは器に入れる)

旨出しをかけながら食べて下さい。

かなりあっさり味なので、濃い目の味が好きな場合は、旨出しは作らず、濃口醤油をかけて食べて下さい。

追加トッピングにキムチや漬け物を加えてもいいかと。味の変化が楽しめます。

代用食材は、なめこやえのき、もずく、モロヘイヤといったネバネバ食材を使ってもいいですね。

変わった食材ですと、「つるむらさき」という菜っ葉や「かごめ昆布」という北海道産の昆布、「アカモク」という海藻もかなりネバネバしてますので、

それらを具材にしても面白いです。

「健康的な丼を食べたい!」という時にすごくおすすめのどんぶりです。

是非作ってみて下さい。

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