非常識な揚げ物…
佐藤です。
今回は、「鶏のから揚げ!」
これ、ただの唐揚げではありせん…
特に揚げ物苦手という方に是非
試してほしいです…
揚げ物は、油の温度が適温になってから
食材を揚げ始める。
これ揚げ物の基本ですよね。
でも、その真反対のやり方で揚げること
ができるって知ってますか?
要するに冷たい油に食材をボチャンと
入れて、火を付けて揚げていく…
温度が上がってから食材を入れるのでは
なくて、食材を入れてから温度を揚げて
いくわけです。
この方法だと”焦げ”にくい。
そして、揚げ加減がわかりやすいので
失敗しにくいのですね。
また、鶏肉など中まで熱が通りにくい
食材の場合は特に、じわじわと熱が
通っていくので、
「中が生だった…」という失敗になり
にくいのです。
この奇抜な揚げた方でおすすめするのが、
「磯香る!鶏ぶつ切り肉の唐揚げ」
通常、唐揚げは衣となる粉を塗すだけ。
ですが、青のりもまぶす…
青のりは磯のいい香りがしますから、
油で揚げるとこの香りで風味が増す。
コンビニでも「○○海苔味」なんて
食品がありますよね。
やっぱりみんな磯の香りは好きなんだ
と思います。
これを鶏の唐揚げに応用してみました。
で、鶏は「もも肉」を使いますが、その
中でもぶつ切りを使用。
骨付きのほうが骨から旨味が出て
美味しくなるからです。
ケンタッキーのフライドチキンが、
美味しいのはその効果もあるのですね。
では、奇抜な揚げ物レシピ、みて下さい!
↓↓
【材料】(1人前)
鶏もも肉ぶつ切り…5館(250g)
青のり…大さじ1杯
レモン…適量(あれば)
揚げ油…小さいフライパンで1.5cmの深さの量
米粉…大さじ2杯くらい
(片栗粉、小麦粉でもOK)
【漬けダレ】
酒…大さじ1+小さじ1
濃口醤油…小さじ2杯
淡口醤油…小さじ2杯
おろし生姜…小さじ1杯
※鶏肉は、もも肉のぶつ切りを買ってきて下さい。無ければむね肉と合わさった
ものでもOKです。
1、【漬けダレ】を作ります。
大きめのボウルに酒(大1+小1)、濃口醤油(小2)、淡口醤油(小2)、おろし
生姜(小1杯分)を合わせ、混ぜておきます。
2、鶏肉に切り込みを入れて、熱が通りやすくします。
包丁の刃先で数ヶ所刺して下さい。
3、鶏肉を漬けダレに漬け込み、20分おきます。10分後に裏返して全体に味が
滲み込むようにします。
4、20分後、ザルに空けてタレの水分をしっかりきります。
5、青のり(大1)を均等にまぶします。
6、米粉(大さじ2)も均等に塗します。(片栗粉、小麦粉でもOK)
米粉が一番カラッと揚がります。(私の経験では…)
7、フライパンに油(1.5cmくらい)を入れます。もしあれば胡麻油を少し入れ
ると衣に香ばしさがでます。(天ぷらを揚げるときも有効な方法)
【ここ重要】まだ火を付けないで下さい!
8、仕込んだ鶏肉を油に入れます。
そして、強火にかけます。(ここで火を付ける)
9、プツプツと泡が出てきたら、中火の弱にして揚げます。
10、泡が激しく出だしてから約3分後、裏返して反対面も3分揚げます。
(温度が上がり過ぎているようなら弱火にして下さい)
11、表面がカラッとなったら引き上げ時です。
12、バットなどに取り出し油をきります。(さらにキチンペーパーを使って
表面の油をしっかり吸い取って下さい)
13、天紙を敷いた(あれば)器に重ねて盛ります。
14、櫛切りにしたレモンを添えて完成です!
低い温度から揚げていく…
奇抜な揚げた方ですが、焦げにくいので一度試してみて下さい。
特に身の分厚い食材、熱の通りにくい食材に向いています。
是非、作ってみて下さい。
この記事へのコメントはありません。