「騙されているのです…」
料理で知りたいこと・困ること、いろいろあると思いますが、
健康も気になりませんか?
佐藤 周生です。
今回は、レシピの紹介ではないのですが、健康に直結する話なので是非、聞いて頂きたいです。
……
2014年の12月。私は、痛風になってしまいました…
朝起きた瞬間に感じたあの激痛は忘れられません。
「痛い」というより、左足の甲を何かで刺されて、刺さったままのような感覚…
今ままで感じたことのない激痛から、脚を床に付くことができない。
足先をよ~くみると赤くなってグローブみたいに腫れあがっている。
足を付かないように階段を這って降り、痛みに耐えながらトイレにいきました。
12月というと飲食店は、忘年会シーズン。
1年の中で一番忙しい時期です。
仕事を休むわけにもいかず、早めに家を出て病院に行き、そのまま仕事に行きました。
すぐに痛み止めの薬を飲んだのですが、なかなか効かない。
朝薬を飲んで「ちょっと効いてきたかな…」と感じたのが夕方。
忙しい営業前に、少しだけ足を自由に動かせるようになりましたが、それまでが地獄…
動くたびに激痛で冷や汗も止まらない。
どこまで仕込みを終わらせたのか、分からなくなるほど集中できませんでした。
その日も10名ほどの予約が3件ほど入っていましたが、何とかこなして帰る頃は痛みが6割くらいになっていたと思います。
そんな状態を数日間耐えると痛みは和らいで、なんとか12月の忙しい忘年会シーズンを無事にこなすことができました。
で、痛風の原因…
間違いなく原因は「不摂生な食生活だ!」と思った節があったのですね。
痛風が発症した時は地元岡山に帰って来ていたのですが、その半年前まで大阪で働いていました。
最後に働いたお店は、かなりハードな仕事内容だったので、ストレスで毎日、暴飲暴食。
大好きな焼き鳥をバカ食いしながら、ビールを3杯も4杯も飲む…
ご存知の方が多いと思いますが「痛風」は、血液の尿酸量が増えて起る症状。
足の親指の関節などに尿酸塩という結晶が付着して、それが剥がれ落ちる際に、白血球が異物だと認識して攻撃します。
その時に起こる炎症で激痛が出ます。
プリン体が尿酸を作り出すので「全てそれが原因」という風潮がありますが、現在は研究が進んでちょっと違うようです。
血液中の尿酸が増えることが原因ではありますが、神経質になって食事のプリン体を減らしてもあまり変らないそうです。
いろんな要因から体が尿酸を排出する機能が低下していることも原因だから。
そして、植物のプリン体に関しては体に大きな影響は無いことも分かっています。
他の原因として、ストレス、肥満、アルコール、マラソンなどの激しい運動なども大きく関わっているようです。
反対に軽いジョギング程度の有酸素運動なら、尿酸値を下げてくれます。
で、
私の場合は、アルコールの摂り過ぎ。
アルコールの影響は大きいようです。
そして、焼鶏でもレバーなどの内臓系ばかり食べていたので「プリン体」の影響は大きかったように思います。
レバーや干し魚は、プリン体含有量トップ3に入るほどプリン体が大量。
生レバーが大好きで週に2~3回食べてました。
運動も全くしてなかったです…
といいますか、若い頃から暴飲暴食を続けていたので、その蓄積…
不摂生な食生活のツケが一番の原因ではないかと思っています。
大げさに言えば「体が限界に達した」という感じです。
で、痛風といっても軽度・中度・重度とありますが、私の場合はおそらく中度。
お酒を飲むのを止めただけで「痛風」の再発はしませんでした。
ですが、痛みが無くなって数ヶ月経つと、またお酒が飲みたくなるわけです。
「ちょっとくらい大丈夫だろ」
とそこから1ヶ月間くらいビールを飲んでいると…
「痛ッ!!」
再発です…
そんなことを3回ほど繰り返した後は、全くお酒類を飲まなくなり、今に至っています。
「痛風」になっても仕事はできるので、もっと重度の病気をされている方にとっては
「痛風くらいで…」
と思われるかもしれません。
ですが、始めて通風になった時のあまりの傷みと驚き、そして不摂生な食生活の反省から、
将来の自分の健康が不安になって、そこからいろいろと健康に関する勉強を始めました。
勉強を始めて一番に気付いたことは、
自分から情報を集めにいくとテレビの健康番組で出ている病院の先生方が言っているようなことと全く違う情報が入ってきます。
テレビの人たちは「視聴率」が全てという傾向があるので、そのために嘘の情報も流すことがありますからね。
嘘が暴露され、打ち切りになった健康番組もあります…
なので、私はテレビで言っていることはあまり信じないようにしています。(できるだけ、テレビ見ないようにしています)
自分で深く深く情報を集めにいくと根本的な解決方法が見つかるものです。
そして、自分から探しにいくので最新の情報も手に入ります。
健康の研究はどんどん進んでいきますから、今まで信じられていたことが覆ることも珍しいことではありません。
例えば…
つい最近までは「コレステロールは悪魔」みたいにいわれてましたが、最新の研究では大まかにいうと、
「コレステロール摂りましょう」なのです。
子供の成長の際は、ホルモンが大きく関わっていて「コレステロール」が無いと正常に成長できないといわれています。
で、しかも「コレステロール」は体に溜まることはないそうです。
一定以上超えると勝手に排出されるように体はできていると分かっているのですね。
コレステロールの種類によっては気を付ける必要がありますが…
また、痛風についても先ほども言いましたように「プリン体」が全ての原因ではないということも、最新の研究結果として出ているわけです。
このように研究が進めば情報はどんどん変わっていきます。
本当に健康な生活を送りたいなら、自分から進んで健康情報を探していかないといけないと思っています。
最新の情報から遅れをとれば…
今まで「正しい」といわれていたことも「間違い」に変わっていて、今まで通りに信じていれば不健康に繋がるかもしれないわけです。
上記で話した「痛風のプリン体原因説」「コレステロール悪魔説」などの健康情報も最新に近い内容です。
私の会員メルマガの読者さんの中には私みたいに熱心に”本物”の健康情報を集めている方もいまして、
ご年配にもかかわらず、スポーツジムに通い、すごく元気でいらっしゃいます。
日頃、自分から健康情報を追求していると情報側からこっちにやってくることもあるので、普段から自分から探す”ことはやはり大事だと思います。
テレビや新聞などマスコミの情報には嘘があります。
なぜなら、お金を払ってくれる人や権力がある人に忖度するからです。
マスコミに莫大なお金を出してくれるのは、広告を出すスポンサーですよね。
国民は、その広告を見てもらうための存在でしかありません。
国民が広告をたくさん見てその商品を買えば、スポンサー会社が儲かるからです。
(お金儲けることは別に否定しません。誰かの生産は誰かの消費になり、誰かの収入になるからです【三面等価の原則】。問題は、世の中の仕組み…)
そして、「権力がある人」というのはもちろん政治関係者。テレビの放映権は、政府が握ってます…
政治や経済でも嘘がたくさんあって、みんな騙されて、苦しめられている人もいるのです。
典型は「財政破綻論」。「国の借金1200兆円!破綻する~~!!」あれ嘘ですからね。
めちゃくちゃ簡単に言ってしまうと、『自分の国でお金を作れる国』がどうやって破綻するのでしょうか?
(いろんな反論がありますが、全部論破できます)
政府がお金をケチるから、景気が悪くて、多くの方が苦しんでいるのです。
健康の安全も、政治は深く関わってますよね。添加物の規制が弱いとか水道民営化とか農業の問題とか…
話がそれてしまいましたが、
とにかく「世間一般」の情報を鵜呑みにしては駄目ってことです。
健康に生きたいのであれば…
自分から情報を集めにいくってことをやってみて下さい。
毎日、忙しい方は難しい場合もあるかもしれませんが、現在はネット検索で見つかることも多いので数分で済みます。
是非、今日からその考えを取り入れてみて下さい。
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