柚子香る!寒ブリの漬け焼き

柚子香る!寒ブリの漬け焼き

佐藤です。

今回は、

「葡萄と柚子香る!ぶりの漬け焼き」を伝授します!

「漬け焼き」と「味噌漬け焼き」ってめんどくさいと思ってませんか?

確かにひと手間かかるのですが、考え方次第では、「ぶりの照り焼き」より簡単かもしれません。

「ぶりの照り焼き」を作るは、その時にタレの調味料を合わせます。

焼く時間+タレを合わせる時間、そしてタレをぶりに絡める時間。

焼く時間が10分、タレを作る、と絡める時間が10分、トータル20分くらいでしょうか。

で、漬け焼きや味噌漬けは、下ごしらえにはある程度の時間がかかりますが、

焼く前までの作業は終わらせておくことができる…作る時の作業は”焼くだけ”。

そう、作る際は「焼くだけ」の時間しかかからないのです。

焼く時間約10分。10分で晩酌にありつけるわけですよ。

「漬け焼き」とか「みそ漬け焼き」は、2日間は漬け込まないとおいしくなりません。

でも、簡単な料理で済ませるような日のちょっとした時間を使って前もって仕込
んでおけば、あとは”焼くだけ”なんですね。

そう考えると「ぶりの照り焼き」より、漬け焼き、味噌漬けのほうが簡単だと思うのです。

もしくは同等のレベル…

なので、「旨い!」焼き魚を味わって頂くために今回は、

「ぶりの漬け焼き」をおすすめしたい…

で、通常”漬けダレ”には日本酒を使い、みりんと共に「煮切り」という作業が必要。

アルコールを抜く作業ですが、これ抜いておかないと漬けた魚が辛くなるのです。

日本酒って辛みがありますよね?

あれが、魚に移って焼いて加熱しても辛味は消えず残ったまま…

”辛い焼き魚”になってしまうのです…なので、基本は煮切りするのですが、

今回お伝えする、

「葡萄と柚子香る!ぶりの漬け焼き」は、煮切りの必要なし!

日本酒を使わず、アルコール度数の低い、甘い白ワインを使うので辛みが無い。

煮切りしなくてもそのまま「漬けダレ」に使えます。

煮切りの手間が無いだけで、漬け焼きはかなり簡単になります。

葡萄の香りに柚子の香りも加えた、「ぶりの漬け焼き」は、タレの甘みと
醤油の旨みが滲み込み、

魚の旨味と合わさって最高に旨い焼き魚になっています。

母親に晩飯で食べて貰ったら、

「これ、正月も作って!」とリクエストされました。

「旨い!」、間違いなしのレシピ見て下さい!

↓↓

【材料】(2人前)
ぶり切り身…2枚(150g×2)
柚子の皮…適量
仕上げ用みりん…少々

【漬けダレ】割合「酒3:みりん1:濃口醤油1」+砂糖
白ワイン…90cc
(甘口、酸味少ない、アルコール度数低いワイン)
みりん…大さじ2杯(30cc)
濃口醤油…大さじ2杯(30cc)
砂糖(きび糖)…大さじ2杯

1、ぶり切り身は、うろこを取っておきます。
水で洗ったのち、水気をしっかり
拭き取ります。(この作業は省いてもOK)
2、塩を両面に軽くふって、15~20分おきます。
(臭みを抜き、旨味が増す魚の基本下準備)
3、20分後、酒と水を半々入れた(適量)ボウルの中で塩を洗い流します。
4、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
5、【漬けダレ】を作ります。

白ワインは、甘口もしくはやや甘口、酸味も少なく、大事なポイントが
「アルコール度数の低いタイプ」。(アルコール分が強いと辛みが残ります)
6、タッパや深バットなどにワイン(90cc)を入れます。
(本来は煮切りというアルコールを抜く作業がありますが、そのまま入れます)
7、さらにみりん(大2)、濃口醤油(大2)、砂糖〈できればきび糖〉(大2)
を合わせてよく混ぜます。

(甘めのほうが美味しいので砂糖も加えます)
8、ぶりを漬けます。(できる限り重ならないようにして下さい)
9、柚子の皮を適当に切って、加えます。(タレのほうに入れる)

皮のほうが香りが出ますが、果肉を入れてもOKです。
10、落としラップします。
ぶりに貼り付けるようにラップして下さい。(表面もしっかり浸かる)
11、さらに上からもラップして、冷蔵庫内に香りが漏れないようにします。


このまま冷蔵庫で、2日間漬けます。
12、2日後、タレから取り出してタレを拭き取ります。(食べない分は、
ラップでくるんで冷凍保存)
13、グリルで一番小さい弱火で焼きます。(すぐ焦げるので、弱火でじっくり焼く)
14、両面焼きの場合は、7~8分。片面焼きの場合は、裏面から5~6分、
表面を3~4分を目安に焼きます。


皮がちょっと焦げるのはOK、身のほうまで焦げると焼き過ぎです。
(途中焦げてないか、確認しながら焼いて下さい)
15、仕上げにみりんを塗ります。「塗って10秒焼く」を2~3回繰り返します。
(表面だけでOK)
16、平皿に盛って、柚子の皮を刻んでのせて完成です。(庭に生えている、
”南天の葉”を飾りました)
残った「漬けダレ」は、もう一回使えます。


ぶりの切り身以外では、ぶりのカマも美味しいですし、
鮭、タイ、タラ、サンマ、かます、マナガツオなどもおすすめです。


すぐ使わない冷蔵保存で5日ほど持ちますが、早く傷むこともあるので
早めに使って下さい。

簡単!かぶらごはん

磯香る!鶏ぶつ切り肉の唐揚げ

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