汁物に困ったら、「おすすめ」はこれ…
佐藤です。
「パパっとできる即席の汁物」を伝授します。
「今日のおかずには、汁物を付けたい」
「でも、味噌汁は飽きたな…」
って時もあると思います。
そんな時に時間をかけず、しかも美味しい汁物がパパっと作れたらいいですよね。
そこで、おすすめしたいのが、
「おろし冬瓜とベーコンのだしスープ」
カツオ出汁に切ったベーコンとすりおろした冬瓜を加えて、みりん、淡口醤油で味付け…
調理は、これだけ。
10分もあればできちゃいます。
でも、簡単なわりに味に奥深さがある…
その秘密は、ベーコンの旨味と冬瓜の香り。
カツオ出汁(水に粉カツオ節を入れるだけ)にベーコンを加えて煮込むとベーコンの旨味が溶け出てくる…
それと冬瓜の独特の香りが汁の美味しさを引き立てます。
また、生姜も加えてあるので、ベーコンの肉臭さも抑えられる。
これ、和食では、「すり流し汁」といって、野菜をすりおろして、だしに加えて作る汁物です。
時に魚介類をすりおろして入れることもあります。
(マグロ、アワビなど…)
すりおろして加えることで、野菜に早く熱が通り、煮込み時間を短くできる….
また、その野菜の香りが汁に一瞬で溶け込むので、食べた時にその野菜らしさをダイレクトに感じることができます。
【野菜をすりおろして加える汁物】
という調理法で憶えておくと食材の種類を変えるだけで、様々な「すり流し汁」を楽しめます。
そして、簡単に汁物レパートリーを何十種類にも拡大することができます。
献立にはほとんど場合、汁物が入ると思いますので、味噌汁以外の汁物を作れるというのは、大きな自信にもなると思います。
私、こういった味噌汁以外の汁物もたくさんマスターしていたことで、いろんなお店で、まかない作りを任されても、汁物で困ったことはほぼ無かったです。
「すり流し汁」…冬瓜以外では、どんな野菜で応用できるのか?
レシピの最後に公開していますので、まずは、「簡単レシピ」から見て下さい。
↓↓
【材料】(2~3人)
冬瓜…150g(1/16コ)
ベーコン(ブロック)…50g(できれば無添加)
クズ海苔…少々

スプーンを使って、表面の硬い皮だけ削って下さい。
(表面の濃い緑色の皮だけ剥く、その内側の緑の部分は残すようにして下さい。栄養があるので…)

(タネの部分と白い実の部分の間に境目があるので、そこを目安に切り取って下さい)





2~3回アクをすくい取り、2~3分煮込みます。
(ベーコンの旨味を引き出す)




「即席で汁物が欲しい!」という時に簡単にできる「冬瓜」を使った汁物…
是非、汁物レパートリーに加えておいて下さい。
【追伸】
冬瓜の代用としては、南瓜、人参、大根、じゃが芋、レンコンなど水分がそこそこ多くすりおろせる野菜なら、ほぼどんな野菜でも作れます。
レンコンやじゃが芋なら加熱すると自然に粘りが出るので、水溶き片栗粉を入れたような「とろみ汁」になります。
こちら↓のレシピが参考になると思います。

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