「”あれ”を加えた健康ポン酢」
佐藤です。
今回は、
「市販のポン酢に”あれ”を加えるだけで健康ポン酢になる方法」
伝授します。
あなたは、最近刺身(造り)を食べましたか?
刺身醤油で食べる刺身もおいしいのですが、
私がおすすめしたいのは、これ!
「健康ポン酢で食べる!夏やさい薬味のサッパリ!はまち造り(刺身)」
和食では、ポン酢で食べる刺身を「ちり造り」といったりします。
”ちり”とはポン酢を表す言葉です。
魚や野菜を昆布にのせて蒸し上げる『ちり蒸し』。
水炊き鍋をポン酢で食べる『ちり鍋』。
関西では、ふぐの鍋を「てっちり」と言いますが、これもポン酢で食べる鍋なので付いた名です。
食材が小さく縮むことを「ちりちり」といい、
昔、外人さんが生ものを警戒してしゃぶしゃぶのようにして、さしみを三杯酢に付けて食べていた様子から、
「刺身をちりちりにして食べる鍋」で、『ちり鍋』というようになった説があります。
ここから、酢(ポン酢)を付ける料理は『ちり』と呼ぶようになったみたいです。
ちなみに「てっちり」の”てつ”とは、毒に当たったら死ぬことから関西ではふぐのことを”鉄砲”といい、そこから、「てつ」に変化していったようです。
話がそれましたが、
「夏やさい薬味のはまち造り」
は、その名の通りポン酢で食う刺身ですが、このままだとどこにでもある「ちり造り」になるので、ちょいと”あれ”を ポン酢に加えて健康的な刺身料理にしました。
”あれ”とは、『リンゴ酢』。
これ、以前にも説明しましたが、リンゴ酢の健康パワーはかなり優れています。
エネルギー代謝を促進させ、余分なカロリーを燃焼させる働きがあったり、ビタミンCを破壊する酵素を弱める力があったり、疲労回復効果があったりと、「りんご酢」は必ず食べるべき健康調味料です。
で、
その「りんご酢」をポン酢にちょろんと加えるのですね。
ちょっと加えるだけでも、健康効果は期待できます。
この健康的になったポン酢に大根、夏野菜の胡瓜、みょうがを薬味にしてはまちを付けて食べます。
薬味の効果で魚の臭みは抑えられ、りんご酢で強固となった酸味でサッパリです。
大根、きゅうり、みょうがの薬味もはまちも生ものです。
生ものはエンザイム、酵素がしっかり摂れるのでここも健康的な部分だと思います。
「夏やさい薬味のはまち造り(刺身)」
の”はまち”は、刺身用に切り身になったものを買ってくれば、”盛るだけ”ですから簡単に作れます。
お店で提供したことのない、あなたのために考えたオリジナル刺身料理です。
レシピみておいてください!
↓↓
【材料】
はまち(刺身用)・・・10~12枚
(刺身用に切れてあるのものでOK)
大根・・・30g
胡瓜・・・30g
みょうが・・・1本
大葉・・・1枚
レモン・・・1/8
白胡麻・・・少々
《健康ポン酢》
ポン酢 ・・・適量
リンゴ酢・・・少々
刻みネギ・・・少々
大根おろし・・・少々
一味唐辛子・・・少々

大根は、皮を剥いて”けん”にします。
(今回は、”けん”用スライサーを使ってます、
桂剥きして、刻んでもOK)
繊維にそってスライスすると、シャキっとした”けん”になります。
1/3ほど残して、大根おろしにします。




(水道水がぬるい場合は、ササっとすすいですぐ氷水に浸けると
シャキッとします。夏場は水道水がぬるくなるので食材が傷み
やすいです。キャベツの千切りなども同じように氷水に浸けると
傷みを軽減できてシャキッとします)
水気をきっておきます。


酸っぱい方が好みの場合は多めに入れて下さい。
この中に大根おろし、刻みネギ、一味唐辛子も加えます。

「はまちは、自分で切る!!」という場合は、塊を買ってきて
へぎ切りにして円になるように盛り付けます。

1/8の櫛型(くしがた)レモン添えて完成です!
はまちで「薬味けん」を少量巻いて、ポン酢にベッタリ浸けて食べて下さい。
(レモンは、はまちに直接搾る!)
サッパリで食べれる「はまちの刺身」です。
簡単にできますので、是非!作ってみてください!
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