味に奥深さを出す”あるもの”とは?
佐藤です。
今回は、
「手軽にできる豆乳を使ったドリア」
を伝授します。
大型連休中で、子供さんがおられる方は
食事作りの回数が増えるだけでも大変
なのに、
何を作るかを考えるのも頭を悩ませる
ところですよね。
「あ~もう、何作ろ…」
そんなときにお勧めしたい料理がこれ、
「たっぷり玉ねぎとウインナーの豆乳ドリア」
ドリアは、簡単に言ってしまうと
グラタンの下にごはんが入っている料理。
なので、ある意味どんぶりの感覚で食べられる。
多分、子供さんにも気に入ってもらえる
料理になるのではないでしょうか。
グラタン、ドリアと聞くと作るのが大変
そう、面倒くさいというイメージがある
かもしれません。
が、私のおすすめドリアは、意外と簡単です。
通常手作りで作る場合、ベースとなる
ホワイトソースから作ります。
バターと小麦粉を焦がさないように
炒めた”ブールマニエ”というものを
作り、ここに牛乳を加えて味付けし、
ソースにします。
それから、具材を炒めたりしてソースに
加えるので結構手間。
ですが、私が今回お伝えするソース
は具材とソースが同時にできる。
玉ねぎを多めのオリーブ油で炒めて、
小麦をまぶし、ここに豆乳を加えて
混ぜるだけ。
ソースと具材の準備が同時にできるので
時短になります。
あとは、ごはんにソースをかけ、
焼いたウインナーとチーズをのせて
グリルやオーブントースターでササっ
と焼くだけです。
これなら、そんなに面倒ではないと思います。
また、定番ホワイトソースには牛乳を入れ
ますが、代わりに豆乳を入れるのであっさり味。
年配の方でも、くどくなく食べやすい。
ただ、豆乳だとあっさり過ぎて、塩、
コショウの味付けだけでは、奥深さが
足りないのですね。
そこで、ある隠し味を加える…
これを入れるだけでちょっとコクが
出て、味に奥深さも出る。
豆乳って簡単な味付けですと後味が
水っぽい。
”あるもの”を加えるとそれがなくなるのです。
私の家庭も連休で家族が揃ったので、
「たっぷり玉ねぎとウインナーの豆乳ドリア」
を両親に食べてもらいました。しかも朝食で…
「美味しい!美味しい!くどくなくて
食べやすいよ」
と好評でした。
子供から年配の方までお勧めできる
「豆乳ドリア」の詳しいレシピをみて
おいて下さい。
隠し味の”あるもの”とは?
↓↓↓
【材料】(1人前)
ごはん…茶碗1杯分
玉ねぎ…小1個(150g)
あらびきウインナー…5本(できれば無添加)
ピザチーズ…大さじ3杯くらい
油(オリーブ油)…大さじ1杯
小麦粉…大さじ1.5杯)
豆乳(無調整)…200㏄
味噌(麦)…15g
塩…3つまみ
コショウ…少々
粉パプリカ、乾燥パセリ…少々(あれば)

1、玉ねぎ(小1個)は、縦半分に切り、繊維に沿って5㎜幅に切ります。

2、ウインナーは、両面に3本の切り込みを入れておきます。

3、フライパンを強火にかけ 30秒ほど熱し、油(15cc)を入れて広げ、
弱火にしてウインナーを転がしながら焼きます。
3分ほど焼いたら、お皿などに取り出しておきます。(フライパンは洗わない)

4、続けて玉ねぎを炒めます。中火で焦がさないように混ぜながら炒めます。

5、弱火にして、小麦粉(大さじ1.5杯)を散らして入れます。

6、小麦粉を全体に絡めるように混ぜます。

7、豆乳を少量づつ入れます。

8、豆乳を入れたら、混ぜて全体に混ざったらまた豆乳を入れる。これを3~4回に分けて行います。

9、小麦粉のだまがある程度なくなったら、だし(大さじ1杯半、分量外)で溶いた味噌(15g)を加えます。
(この味噌が隠し味。味に深みが出ます。今回は麦みそを使いましたが、できれ
ば白みそがおすすめ。なければ今ある味噌を使って下さい)

10、塩(2~3つまみ)、胡椒(少々)も加えてさらに混ぜます。 味見を
して薄いようなら塩を足して下さい。 しっかり混ざったらソースの出来上がり。(合わせみそを使った場合、塩分が多いので塩を加減して下さい)

11、耐熱皿(グラタン皿など)ご飯(茶碗一杯ほど)を入れ、その上に
ソースをかけます。

12、焼いたウインナーをのせ、 ピザチーズ(大さじ3)をウイナーの上に
少しと周りにものせます。

13、グリル(またはオーブントースター)で焼きます。(中火)

14、チーズが溶けて焼い色が付いたらOK!敷き皿にのせ、香りづけに
粉パプリカ、粉パセリふって完成です。(あれば)
今回は、新玉ねぎを具材に使ってますが、玉ねぎ以外でもキャベツや白菜、ほう
れん草、茄子などでも応用できますね。
ウインナーの代わりにベーコンやハム、鶏肉でも美味しいです。
困ったときの「豆乳ドリア」としてレパートリーに加えて、是非作ってみて
下さい。
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