鶏むね肉を最高の食感で食べる方法
佐藤です。
ご存知の方も多いと思いますが、
今回の料理「ピカタ」とは、
簡単にいうと薄切りの肉に小麦粉、
溶き卵をつけてフライパンで焼く料理
です。
鶏肉、豚肉など肉類を使用するのが
一般的ですが、
タラ、カジキマグロなど魚を用いても
美味しい料理です。
ヘルシーに豆腐で作っても”美味”です。
今回伝授する”ピカタ”は、「鶏むね肉」
を使います。
で、あなたもこの嫌な食感を経験した
ことはありませんか?
”パサパサ感”。
鶏のむね肉は、肉の構造上水分が
抜けやすく、旨味も逃げやすいです。
水分が抜ける=”パサパサ”。
いくら「味付け」が良くてもこの嫌な
食感のおかげで一瞬にして不味く感じ
てしまいます。
「パサパサ」
ならまだしも、
『バサバサ』
は、ほんと最悪です。
ですが、そうならなくする方法が
あります。
それは、切り方。
『繊維に逆らって切る。』
です。
鶏むね肉を切る時、肉の繊維の方向
と直角になるように切るんですね。
肉の表面をよくみると分かるのですが、
線のようなスジが走ってます。
その線が肉の繊維の方向になります。
線の方向と直角に切ることで筋繊維
がバラバラになります。すると噛む
抵抗が少なくなり、軟らかく感じる
のです。
ただ単に繊維に逆らって切るだけで
軟らかく食べられる…
その切り方で薄切りにした鶏のむね肉
に小麦粉をまぶし、粉チーズを加えた
溶き卵に絡めます。
あとはフライパンで弱火で焼くだけ。
それが今回のおすすめ、
「鶏むね肉のチーズピカタ」です。
加熱しすぎないこともポイントですが
手軽に作って頂けると思います。
鶏肉と玉子の軟らかい食感にふわっと
香るチーズ…
チーズがでしゃばらず、肉の旨味を
消すことなく美味しく食べて頂けます。
これチーズが入っているわりには、
あっさりしているので、私は朝食で
作って食べることもあります。
マクドナルドのチキンナゲットを
食べるより健康的です。
では、繊維に逆らう”切り方”を説明
したレシピをみて下さい。
↓↓↓
【材料】
鶏むね肉・・・1枚(200g)
玉子(L玉)・・・1個
粉チーズ(パルメザンチーズ)
・・・30g(大さじ2杯)
レタス・・・2枚(30g)
塩、コショウ・・・少々
乾燥パセリ・・・少々
小麦粉・・・大さじ2杯(30g)
油・・・小さじ2杯
1、むね肉は、血の付いている部分があれば切り落とします。
皮を下に向けて縦2等分に切ります。
2、1/2を1cmの厚みで斜めに大きく繊維に逆らって切ります。
肉をよ~く見ると線があるのが分かると思います。
その線と直角になるように切ります。
3、塩、コショウをむね肉の両面にふります。
少~し多めにふって下さい。
(塩、コショウだけで食べる料理なので)
4、ボウルに卵を割り入れよく混ぜます。
粉チーズを加えてさらによく混ぜる。
チーズが玉子に完全に溶け込むまで
混ぜて下さい。
5、むね肉をボウルに入れ、小麦粉をまぶします。
表面にしっかり小麦粉をつけて下さい。
6、フライパンを強火で熱します。
油を入れ、全体に馴染ませ40秒ほど
熱したところで弱火にします。
むね肉1枚づつに(4、)をたっぷり付けます。
7、フライパンに入れていきます。
できるだけ隙間をあけて入れます。
8、弱火のまま、2分焼いたら裏返します。
反対側も2分焼いて出来上がり!
(非常に焦げやすいので、弱火をキープ
して焼いて下さい【大事なポイント】)
むね肉を分厚く切ってしまった場合は、
熱が通って無い可能性があるので、
中心部分を切って確認して下さい。
熱が通ってない場合は、再度両面1分
づつ加熱して下さい。
9、大きめの平皿に綺麗に洗って水気
を切ったレタスを敷いて、その上に
チーズピカタを盛ります。
トマトを添えて乾燥パセリをふって、
完成です!
味付けが物足りない時は、すこ~し
ケチャップをつけて食べて下さい。
安価な鶏むね肉で作れる簡単!
肉料理です。
是非、作ってみて下さい!
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